千葉県木更津市の中の島公園内、木更津海岸での潮干狩りはシーズンになるととても多くの人でにぎわいます。
特に暖かくなるゴールデンウィーク以降の週末は非常に混雑します。
もし、中の島公園の潮干狩りに行きたい!と思ったら平日に行くことを強くおすすめします。
しかし、どうしても平日に行くことができず週末の土日や祝日に中の島公園へ潮干狩りに行く場合、今回ご紹介する4つのコツを実践すると混雑回避と時間を節約することができます。
ぜひ実践してください!
土日祝日の中の島公園潮干狩りで混雑回避するためのコツ4選
土日祝日の中の島公園潮干狩りで混雑回避するためのコツは次の通りです。
- 鳥居崎海浜公園駐車場で同乗者と荷物を降ろす
- 臨時駐車場までの道が渋滞していたら左折入庫する
- アサリの砂吐き用海水は先に汲んでおく
- シャワーを使う場合は並行して足洗い場でアサリを洗う
順に詳しく解説していきます。
①鳥居崎海浜公園駐車場で同乗者と荷物を降ろす
土日祝日に中の島公園へ潮干狩りに行く場合、潮干狩り場所まで最も近い鳥居崎海浜公園駐車場に止められるようできるだけ早く出発することを強くおすすめします。
鳥居崎海浜公園駐車場は臨時も含めると200台程度駐車できます。
止められればラッキーですが、すでに一杯で駐車できなかった場合、かなり距離の離れた臨時駐車場に止めることになります。
臨時駐車場に車を止めるまでの道路で渋滞して待つ可能性が高く、止めてからも大人が早めに歩いても20分位かかります。
臨時駐車場に止める前に多くの荷物を持って長距離を歩かなくてすむよう鳥居崎海浜公園駐車場で同乗者である奥さんや子供、友人と荷物を降ろしましょう。
運転手一人で車を臨時駐車場に止めて戻ってくる方法が最も時間と労力をかけない効率的な方法です。
②臨時駐車場までの道が渋滞していたら左折入庫する
臨時駐車場は富士見大橋を渡って一つ目の交差点を左折したところにある下水処理場の中になります。
臨時駐車場へ向かう車で2車線ある道路の左車線は渋滞します。
車の渋滞が最初の交差点よりも手前で発生している場合、下の地図の青線のように2車線ある道路の右車線を走って交差点を通り過ぎ、下水処理場の周りをぐるっと周回して臨時駐車場の入り口へ向かう道順の方が早く駐車場に止められます。
なお、土日祝日は臨時駐車場から送迎バスが運行していますが、送迎バスも臨時駐車場に向かう一般の車と同じ車線を走るため渋滞してるときはバスも全く進みません。
送迎バスを待つより歩いて行きましょう。
③アサリの砂吐き用海水は先に汲んでおく
車を駐車場に置いて中の島大橋を渡ると潮干狩り施設に到着です。
施設入り口を入ってすぐ左手に取ったアサリの砂抜き用の海水を汲める場所があります。
ほとんどの人がアサリを取った後、施設を出る帰り際に海水を汲むため遅い時間は長蛇の列ができ海水を汲むまでとても時間がかかります。
アサリを取る前に持って帰る海水を汲んでおきましょう。
海水は施設に入ってすぐに海水を汲んで置けば列に並ば必要がなくなり列待ちの混雑回避と時間短縮ができます。
④シャワーを使う場合は並行して足洗い場でアサリを洗う
アサリを取り終わった後、足洗い場でアサリと足を洗います。
足洗い場も長い列ができ洗い終わるまでにかなり待つ必要があります。
もし子供や奥さんがシャワーを浴びる必要がある場合、シャワーも長い列に並ぶ必要があります。
シャワーを使う必要がある時は子供や奥さんがシャワーの列に並び、パパはシャワーを浴びずアサリを洗うための足洗い場に並んでなるべく列待ち時間を減らしましょう。
中の島公園での潮干狩りにあると絶対便利な用品7つ
中の島公園での潮干狩りには絶対持って行くべき用品を7つご紹介します。
他の潮干狩り場と少し違っている部分があり、中の島公園で潮干狩りをする場合、絶対持って行きましょう!
- ロング柄で網付きの熊手
- 手袋
- スマホ用防水ケース
- クーラーボックス
- 海水を入れるポリタンク
- 椅子を兼ねた蓋付きバケツ
- 荷物を運ぶカート
①ロング柄で網付きの熊手
中の島公園の木更津海岸は砂浜ではなくかなり泥を含んでいるため固く、アサリを取るために地表を掘る時にかなり力を入れる必要があります。
レンタルの熊手はコンパクトな作りのため早く深く掘るには向いていません。
おすすめは柄が長い網付の熊手です。
柄が長いと両手で掘ることができ深く掘ることができます、網付きは貝が熊手に触れる感覚がよくわかり取り漏れを減らすことができます。
木更津海岸は網付きの熊手は禁止されていません。
②手袋
中の島公園の木更津海岸はかなり泥を含んでいて固いため素手で熊手を使うと手の皮が剥け、痛みで熊手が使えなくなります。
絶対に手袋をしましょう。
軍手でも良いですが、滑りやすいため濡れても不快感が少ないネオプレン製のダイビンググローブが一押しです。
③スマホ用防水ケース
最近のスマホは防水機能が付いているため防水ケースは必要ないと思われるかもしれません。
中の島公園の木更津海岸はかなり泥を含んでいるためアサリを掘ると手は泥で汚れます。
大切なスマホが泥で汚れないように防水ケースに入れましょう。
潮干狩りの写真を撮るようでしたら空気を抜くことができるケースを使うとレンズにケースがピッタリ吸い付いてダボつくことがなくなり綺麗に写真を撮ることができます。
④クーラーボックス
鮮度よくアサリを持ち帰るためにクーラーボックスを持っていきましょう。
釣り用のクーラーボックスがあれば最適ですが、キャンプ用のクーラーボックスや簡易的なクーラーバックでも問題ありません。
飲み物を入れたり、休憩時の椅子にもなりますので持って潮干狩りをしましょう。
自宅から凍らせたペットボトルを入れて行きましょう。
ペットボトルの上にタオルを敷いて、その上に洗ったアサリを入れて持ち帰りましょう。
もしクーラーボックスを新しく購入しようと思っているようでしたら、ぜひシマノの新クーラーボックスを購入しましょう。
なんと最大3日間氷が溶けないという冷却能力で、価格もお手頃です。
⑤海水を入れるポリタンク
アサリの砂吐き用海水は思いの外大量に必要です。
目安はアサリ1kgに海水1リットルです。
中の島公園の潮干狩りは大人1人2kgまで取れますので大人1人分でも2リットルの海水は持ち帰りたいです。
自宅で3%の海水を作って塩抜きすることもできますが現地の海水を使う方がよく砂が抜けます。
大人複数人で行く場合はポリタンクを持って行くことをお勧めします。
こちらのポリタンクは小さく畳めてしかも安い!
⑥イスを兼ねた蓋付バケツ
くどいですが、中の島公園の木更津海岸はかなり泥を含んでいるため疲れて地べたに座ると着てる服は泥で汚れます。
疲れたら座ることができる蓋付きのバケツを持って行くと便利です。
今回購入して持って行った「イノマタ化学 かしこいバケツ」は中に穴あきのカゴが付いています。
取ったアサリをこのかごに入れて足洗い場で洗うとネットに入れたまま洗うよりしっかり洗うことができます。
また、家に帰って砂抜き用のバケツとしても重宝しました。
バケツの底に吐かれた砂が貯まり、カゴに入れたアサリが再度砂を吸うことがありません。
この蓋付バケツは本当におすすめです!
⑦荷物を運ぶカート
クーラーボックスやアサリ砂吐き用のポリタンクなど潮干狩りの荷物は多いです。
駐車場から中の島公園へ行く途中に中の島大橋という巨大な橋がかかっています。
橋は上まで4往復しながら坂を登って行く構造になっていてかなりの距離を登ります。
階段ではなく坂でできているため荷物を乗せて引くカートがあるととても楽です。
小さな子供さん連れの方は子供も乗せることができるキャリーワゴンがとても便利です。
後述していますが、荷物置き場としても利用することになります。
今後も使うことを考えて購入した方が楽チンですよ。
木更津市中の島公園潮干狩りの情報
住所は〒292-0831 千葉県木更津市中の島
問い合わせ先は「新木更津市漁業協同組合」 TEL:0438-23-4545
営業時間は海の干満によって変わります。
2024年は3月30日から7月10日までの営業です。
潮見表を参考にしてください。
車でのアクセスする場合
●アクアライン 連絡道 木更津金田ICより8km
●館山自動車道 木更津南IC(富津岬・君津市街)より4km
●カーナビをご利用の際は「千葉県 木更津市 中の島」で検索してください。
利用料金など
料金は
入場料金 | |||
個 人 | 大 人 (中学生以上) |
2,000円 | 2kg |
こ ど も (4歳~小学生) |
1,000円 | 1kg | |
団 体 (20名様以上) |
大 人 (中学生以上) |
1,900円 | 2kg |
こ ど も (4歳~小学生) |
950円 | 1kg | |
学校団体 | 中・高生 | 1,400円 | 1.5kg |
小 学 生 | 950円 | 1kg |
※網袋は付きません ※3歳以下は無料です
超過料金[1kg増につき] | 1,000円 | |
竹網袋[1袋] | 200円 | |
熊手[1丁] | 250円 | |
レンタル熊手 | [個人1丁] | 100円 |
[団体1丁] | 50円 | |
休憩料 | 大人[中学生以上] | 200円 |
小人[4歳~小学生] | 100円 | |
学校団体[小・中・高校生] | 100円 |
土日祝日の中の島での潮干狩りで注意すること
週末の土日祝日は混雑するため次のことに注意してください。
- ロッカーの空きはないと思いましょう
- 荷物は休憩室か外に置くことになると思いましょう
- アサリは海の手前にもいる、だけど沖では集まっていて取れる
- 早めに上がるか最後までいるかの2択が吉
ロッカーの空きはないと思いましょう
ロッカーは全部で60個(100円)ありますが、あっという間に埋まってしまいます。
荷物をロッカーに入れる想定はしない方がよいです。
荷物は休憩室か外に置くことになると思いましょう
ロッカーがないため荷物は自己管理になります。
休憩室が空いていればよいですが、団体予約で埋まって使えないことも多いです。
多くの人が建物の横や空きスペースにキャリーカートやキャリーワゴンを置いて、中に荷物を入れています。
貴重品はリュックなどに入れて常に持ち歩けるようにしましょう。
アサリは海の手前にもいる、だけど沖ではいい場所だと大量に取れる
土日祝日の海は混んでいて、一見海の手前側にアサリはもういないのでは?と思ってしまいます。
しかし、中途半端に沖に行くより手前の方が掘り起こされてない場所が多くアサリは取れます。
沖の方はアサリのいる場所、いない場所がかなりはっきりしています。
沖でアサリを探す場合、手広く掘っていき、アサリが見つかったらその付近を重点的に深堀りしていきます。
1回熊手で掘っただけで5,6個取れることもざらで、大量を狙うなら沖へ行きましょう。
早めに上がるか最後までいるかの2択が吉
海は広いのでそれほど混雑している感じはしませんが、施設内はとても混雑しています。
早めの時間に切り上げて足洗い場などが混雑する前に帰るか、終了時間一杯までアサリを取って上がった方が比較的空いています。
それでも混んでいる場合、売店でカップ麺やかき氷などを買って食べながら混雑が解消するのをのんびりと待ちましょう。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
中の島公園の潮干狩りは大人はもちろん4歳の子供も楽しむことができました。
しかし土日祝日の混雑はかなりのストレスです。
ご紹介したコツを実践すれば混雑も少しは緩和できますのでぜひ実践してください。
混雑で好きな場所を掘り放題というわけにもいかないためアサリもすぐにざくざくと取れるという感じではありません。
それでもご紹介した7つの用品があれば他の人より多くのアサリが取れ、鮮度の良い美味しいアサリを食べることができますので是非揃えて挑戦してください!