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今回、筆者は小学1年生の6歳の娘と、釣り堀以外で初めての釣りに挑戦することにしました。
選んだのは、初心者でも釣りやすく、江戸川の河口で釣れるハゼ釣りです。
場所は、江戸川放水路にあるマルヤ遊船の桟橋です。
釣りは楽しいけど、子供と一緒にやると道具を揃えたり、場所を探したり、準備が大変そう…と思っていませんか?
特に小さな子供の場合、飽きてしまわないか、釣りができないとぐずってしまうんじゃないかと心配になりますよね。
そんな心配や不安を解消するために、事前に準備すべきことや、当日どんな工夫をすればいいのか、詳しく紹介します。
この記事を読めば、事前準備から当日の流れ、そして釣果を上げるためのちょっとしたコツまで、すべてわかります。
この記事では、6歳の娘とのハゼ釣り体験を通して、子供とハゼ釣りをするときに何が必要で、どんなことに気を付ければいいのか、当日の釣果は?といった疑問に答えます。
この記事を読めば、次のお休みにお子さんとすぐにハゼ釣りに出かけられるようになりますよ。
記事ポイント
- 江戸川にあるマルヤ遊船の桟橋は、初心者や子供でもハゼ釣りがしやすい
- 6歳の娘でも、適切な準備と工夫をすればハゼ釣りが楽しめる
- ライフジャケットや釣竿など、準備すべき道具と選び方を解説
- ホタテを餌にすれば、手も汚れにくく簡単に餌付けができる
目次
江戸川マルヤ遊船桟橋でのハゼ釣りデビュー前の準備
6歳娘の釣り遍歴と、今回準備した道具について解説します。
- 6歳娘の釣り経験
- ライフジャケット
- 釣竿
- 仕掛け、餌
6歳娘の釣り経験
筆者の6歳の娘は、これまで数回釣堀の魚釣りをしたことがあります。
しかし、釣り堀以外の場所では釣りをしたことがありませんでした。
今回は釣り物を選ぶ条件として
- のべ竿で釣ることができる
- 比較的数釣りが狙える
- 釣った魚が食べられる
これら条件を満たす江戸川桟橋での釣りを選びました。
江戸川の桟橋で釣りができる場所はたくさんありますが、口コミの評判がよかったマルヤ遊船へ行くことにしました。
娘は4歳で初めての釣りをした記事はこちらです。
埼玉県のつかプーフィッシングでの釣りはこちらです。
ライフジャケット
子供と釣りをするなら、ライフジャケットは必ず用意しましょう。
マルヤ遊船の桟橋は、足場がしっかりしていて落ちる心配は少ないですが、万が一のときに備えるのはとても大切です。
ライフジャケットは大きく分けると
- 釣船に乗れる桜マーク付
- 陸っぱり用途の未認可
があります。
筆者の娘が釣船に乗るのはまだまだ先と考え陸っぱり用途を購入しました。
上州屋でも同じものが売っていました。
子供用のライフジャケットは、サイズ調整ができるものや、笛がついているものなど、いろいろな種類があります。
ライフジャケットの選び方
- 体重に合わせる: ライフジャケットには、対応する体重が書かれています。必ず子供の体重に合ったものを選びましょう。
- サイズ調整機能: 体の成長に合わせて長く使えるよう、肩やウエスト部分のサイズが調整できるものが便利です。
- 股ベルト: ライフジャケットが脱げてしまわないように、股の部分に通すベルトが付いているものがおすすめです。
釣具量販店の上州屋や、キャスティングで販売されています。
試着してから購入する事をおすすめします。
釣竿
今回は、入門者向けのコンパクトな釣竿を2つ用意しました。
長さは1.8メートルのものです。
子供には少し長いかな?と思いましたが、慣れれば問題なく使えることがわかりました。
仕掛け、餌
仕掛けは結構悩みました。
ハゼ釣りにはミャク釣りが最適だと思ったのですが、筆者の娘はウキ釣りしかしたことがなかったのでミャク釣りができるか不安でした。
そこで今回はシモリウキ仕掛けにしました。
シモリウキなら細かい棚調整は不要でウキ釣りができるからです。
◾️ライン
透明よりもカラーの方が視認性が良いです。
今回はナイロン1号にしました。
ミャク釣りなら手感度のよいPF0.4号位がよいです。
◾️シモリウキ
ストッパー付きのシモリ2号を7つ付けました。
◾️中通し錘
0.3号を用意しました。
ミャク釣りなら0.5号がお勧めです。
◾️ハリス止め
ハリス0.3号が使える最も小さなものを使いました。
◾️針
袖針の2号にしました。
◾️エサ
餌は、マルヤ遊船の桟橋でも販売している「アオイソメ」と、釣具店で購入した「ベビーホタテ」の2種類を用意しました。
アオイソメは、ハゼがよく釣れる定番の餌ですが、動きが苦手な子供には少し抵抗があるかもしれません。
一方、ベビーホタテは、小さく切って使うので、手が汚れにくいのですが、エサ持ちが悪いので子供のエサ付け頻度が高くなるかもと思いました。
メリット | デメリット | |
アオイソメ | ハゼがよく釣れる | 動きが苦手な子もいる、匂いが気になる |
ベビーホタテ | 扱いやすい、手が汚れにくい | アオイソメよりは釣果が劣ることもある |
マルヤ遊船さんでアオイソメは500円で購入できます。
江戸川マルヤ遊船桟橋でのハゼ釣りレビュー当日
今回は、マルヤ遊船の桟橋でハゼ釣りをしました。
- 朝6時、マルヤ遊船桟橋で釣り開始
- 場所変えが功を奏す
- 入れパク状態を経験
- 9時過ぎで釣行終了
朝6時、マルヤ遊船桟橋で釣り開始
当日は、午前5時半に自宅を出発し、コンビニでおにぎりとお菓子と飲み物を買ってマルヤ遊船には午前6時前に到着しました。
場所は地図の通りです。
ナビに入力する場合、千葉県市川市妙典2-1-34を入力すると土手を上がれる小道まで行くことができます。
土手を超えて左手に曲がると到着します。
朝早い時間だったので、駐車場も空いていました。
駐車場はお店の道路向かいに縦列で止めます。
マルヤ遊船の事務所で、桟橋の利用料を支払います。大人1人につき1,500円、子供は500円でした。
マルヤの女将さん曰く、もう夏のハゼは終わりでちょっとシビアなっているとのこと。
この日の満潮は8時20分でした。
中に入ると桟橋は、まだ沢山のスペースがありました。
私たちは、事務所から中程の出っ張った広いスペースに釣座を確保しました。
早速、釣りの準備を始めます。
釣竿に仕掛けをセットし、餌をつけます。
娘には、アオイソメを小さく切って針につけてあげました。
アタリは割と頻繁に出ましたが、なかなか釣れません。
どうも当たって竿をあげる強さが強い感じです。
が、釣れた!と声が掛かりました。
見ると、ハゼがスレ掛かりしてました。
なんにせよ、初のハゼ、嬉しそうでした。
私も釣りを開始しましたが、アタリの出る場所、出ない場所がかなりはっきりしてました。
私は数匹釣りましたが、娘は後が続かない状況でした。
場所変えが功を奏す
釣りを始めて20分ほど経ち、周りでもあまり釣れている様子がなかったところ、娘がちょっと見回りしてくると言って沖の方へ行きました。
奥で釣りをしてるご婦人が結構釣っていたようで、あっちで釣りをしてくると移動して行きました。
すると程なく、「釣れた!」と大声で呼ぶ声がしました。
バケツとエサを持って行き、外してエサを付けてあげ、釣りを見ているとまた釣れました。
これを見て私も道具を持ってそちらに移動しました。
少し深い場所でしたが、アタリが多く筆者もすぐに釣れました。
娘が見つけた場所は大当たりでした。
入れパク状態を経験
娘は少し深いポイントで釣り始めるとそこはまさに「入れパク」状態でした。
入れパクとは、仕掛けを投入するとすぐに魚が釣れる状態のことです。
次から次へとハゼを釣り上げ、最初は「もう帰りたい」と言っていたのが、「もっと釣りたい!」と夢中になっていました。
筆者はハゼを外してエサを付けるので自分の釣りをする余裕もありませんでした。
深いポイントはシモリウキが全部沈むくらい深く、ミャク釣りに近い状態で娘は釣りをしていました。
沈んだシモリの変化を見てとれていたそうです。
入れパクで連続して10匹位釣ることができました。
9時過ぎで釣行終了
入れパク状態がひと段落すると、娘が「お腹すいたー」お菓子を食べだしました。
ポツポツと釣れてはいましたが、暑くなってきたこともあり、飽きてきたようです。
あと1匹釣れたら帰ろうか?と声を掛けてると「うん、帰るー」とあっさり。
1匹釣って午前9時過ぎに釣りを終了しました。
結局、娘は20匹ほどのハゼを釣ることができました。
この日は、約3時間ほどの釣行でしたが、娘も私も大満足の釣果でした。
6歳ハゼ釣り体験で実釣してわかったこと
実際に6歳がハゼ釣りをしてみてわかった事をお伝えします。
竿は2メートル前後がよかったかも
今回は1.8メートルの釣竿を使いましたが、6歳にはちょうどよかってです。
しかし、マルヤ遊船の桟橋で満潮近くになると最奥は底が取れませんでした。
2メートルの竿でしたらどこでも対応できます。
仕掛けは中通し錘のミャク釣りの方がよかったかも
今回は、シモリウキハゼ釣り仕掛けを使いました。
これは、小さなウキを数個つけその下にハリスと針がついているものです。
この仕掛けはウキ釣りですが、棚取りが必要なく、アタリも見やすいメリットがあります。
しかし、娘にはアワセのタイミングがなかなか難しい感じでした。
次に挑戦するなら、中通し錘のミャク釣りに挑戦してみたいです。
中通し錘とは、オモリの真ん中に穴が開いていて、そこに道糸を通すタイプのものです。
これにより、道糸が常にピンと張った状態になり、当たりがわかりやすくなります。
シモリウキのハゼ釣り仕掛けと中通し錘のミャク釣りの違い
メリット | デメリット | |
一般的な仕掛け | 棚取り不要
アタリが見やすい |
アワセが難しい |
中通し錘のミャク釣り | 当たりがわかりやすい、感度が高い | 少し複雑、自分で仕掛けを作る必要がある |
エサはホタテだけでよかった
今回は、アオイソメとベビーホタテの2種類を用意しましたが、結果的にベビーホタテだけで十分でした。
アオイソメは、ハゼがよく釣れる定番の餌ですが、娘は「気持ち悪い」と触りたがりませんでした。
一方、ベビーホタテは、匂いも気にならず、手も汚れにくいので、子供との釣りにはぴったりでした。
但し、袖針2号の針が小さいため、娘はホタテを針に付けることはできませんでした。
購入したホタテは少し湿っているので少し針に付けにくいですが、日に当てて少し乾燥させると付けやすくなります。

クーラーボックスの上で乾燥中です
アオイソメ | ホタテ | |
扱いやすさ | △(動くので慣れが必要) | ◎(切るだけなので簡単) |
匂い | △(特有の匂いがある) | ◎(ほぼ無臭) |
釣果 | ◎(よく釣れる) | ○(アオイソメに劣ることもある) |
江戸川マルヤ遊船桟橋でのハゼ釣りデビューの総括
初めてのハゼ釣り体験は、準備から当日まで、予想以上に楽しいものでした。
娘も、釣れたときの喜びを全身で表現し、釣りの楽しさを知ることができたようです。
良かった点
- マルヤ遊船の桟橋: 足場がしっかりしていて、子供でも安心して釣りができる。
- ハゼ釣り: 当たりが多く、初心者でも釣果が出やすいので、子供が飽きずに楽しめる。
- ホタテを餌に: 子供が扱いやすく、手も汚れにくい。
改善点
- 釣竿の長さ: マルヤ遊船の桟橋ではもう少し長いものがよかった。
- 仕掛け: 中通し錘のミャク釣りの方が、当たりがわかりやすかったかもしれない。
今回の体験を通して、釣りの楽しさを再確認することができました。
そして、何よりも、子供と一緒に一つのことに夢中になれる時間が、とても貴重だと感じました。
今回の釣果を、家で唐揚げにして美味しくいただきました。
自分で釣った魚を食べるという経験も、子供にとっては良い思い出になるかと思ったのですが、娘にはイマイチ口に合わなかったようです。
釣りに行かなかった3歳息子はバクバク食べてくれました。
釣った娘も弟が食べてくれて嬉しそうでした。
次の釣りは防波堤か、釣り公園あたりに行こうかと検討しています。
補足情報
マルヤ遊船
- 住所: 千葉県市川市妙典2-1-34のそば
- 営業時間:6月~10月14日
AM 6:00 ~ PM 4:0010月15日~11月
AM 7:00 ~ PM 3:30 - 火曜日定休日
- 電話番号: 090-3514-3033
- 公式ホームページ: https://select-type.com/s/maruyayusen
注意点
- 釣りのルールを守り、ゴミは必ず持ち帰りましょう。
- ライフジャケットは必ず着用しましょう。
- 日差しが強い日は、帽子や水分補給を忘れずに。