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フォレスターのタイヤ交換時期、ディーラーの見積もりを見て「タイヤってこんなに高いの?」と驚愕していませんか?純正サイズの225/55R18はSUV専用設計のため、どうしても価格が高くなりがちです。
しかし、選び方ひとつで費用を数万円抑えつつ、純正以上の静粛性や乗り心地を手に入れることは十分に可能です。
特にネット通販を活用した交換は、今やフォレスター乗りにとって常識となりつつあります。
本記事では、フォレスターに最適なタイヤの選び方と、筆者が実際に純正デューラーから「ダンロップ グラントレックPT5」へ履き替え、TIREHOODを使ってオートバックスで激安交換した全記録を公開します。
この記事を読めば、あなたの予算と使い方に合った「失敗しないタイヤ選び」の答えが見つかります。
この記事のポイント
- フォレスター(SK系など)の適正サイズと基礎知識
- 交換時期の目安とタイヤを長持ちさせるコツ
- 目的別のおすすめブランドとリアルな口コミ
- TIREHOOD×オートバックスでの交換体験レビュー
目次
フォレスターに合うタイヤサイズと基本情報
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フォレスターの持つ高い走行性能を維持するためには、メーカーが指定する適正なサイズを選ぶことが大前提です。
まずは愛車の足元を確認してみましょう。
- 純正タイヤサイズの確認方法
- グレード別サイズ・おすすめタイヤ径まとめ
- インチダウン/インチアップの注意点
純正タイヤサイズの確認方法
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最も確実な確認方法は、運転席ドアを開けたボディ側(Bピラー付近)に貼ってある「空気圧表示ラベル」を見ることです。
ここには、その車両に適合するタイヤサイズと適正空気圧が記載されています。
また、現在装着されているタイヤの側面(サイドウォール)を見てください。
「225/55R18 98V」のような数字とアルファベットの羅列があります。
これがタイヤサイズです。
グレード別サイズ・おすすめタイヤ径まとめ
フォレスター(特にSK系やSJ系)は、グレードによって主に2つのサイズが設定されています。
| グレード例 | タイヤサイズ | 特徴 |
|---|---|---|
| Touring Advance Premium SPORT | 225/55R18 | 現在の主流サイズ。オンロードでの操縦安定性と見た目のバランスが良い。 |
| X-BREAK | 225/60R17 | 扁平率が高くタイヤに厚みがある。悪路走破性や乗り心地のソフトさが特徴。 |
一般的に、18インチの「225/55R18」はSUV向けタイヤとしての需要が高く、各メーカーから高性能なモデルが多数販売されています。
インチダウン/インチアップの注意点
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スタッドレスタイヤを安く済ませるために「18インチから17インチへインチダウン」を検討される方も多いでしょう。
フォレスターの場合、ブレーキキャリパーへの干渉がなければ17インチへのサイズダウンは可能です(X-BREAKが17インチを採用しているため)。
一方で注意が必要なのはインチアップや、外径が変わるサイズの装着です。
スバル自慢の運転支援システム「アイサイト」は、純正タイヤの外径や高さを基準にカメラの制御を行っています。
外径が大きく変わると、誤作動の原因や車検不適合となるリスクがあるため、基本的には純正サイズ(外径)を守るのが鉄則です。
タイヤ交換のタイミングとメンテナンスのポイント
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タイヤは「走れば減る」消耗品ですが、「走らなくても劣化する」ゴム製品でもあります。
適切な交換時期を逃すと、事故のリスクが高まります。
- スリップサイン/劣化チェック/何年・何kmで交換?
- ローテーションや空気圧チェックの頻度
- 交換時期の見極め方と長持ちさせるポイント
スリップサイン/劣化チェック/何年・何kmで交換?
筆者の取り換え前のタイヤ
タイヤの溝の奥にある盛り上がりを「スリップサイン」と呼びます。
これが表面に出てくると、残り溝は1.6mm以下となり、法律で使用が禁止されています。
しかし、雨の日の排水性能を考えると、残り溝3mm〜4mm程度での交換が安全圏です。
また、溝が残っていても製造から「4年〜5年」経過したタイヤはゴムが硬化しています。
サイドウォールに細かいひび割れ(クラック)が発生していたら、バーストの危険信号です。
走行距離では3万km〜5万kmが一般的な寿命の目安となります。
筆者の場合、7年が経過して次の車検は通らないと言われていました。
ローテーションや空気圧チェックの頻度
フォレスターのようなAWD(常時全輪駆動)車は、FFやFRに比べるとタイヤが均等に減りやすいと言われますが、それでもフロントタイヤのショルダー部分(角)などは早く減る傾向にあります。
5,000km走行ごと、あるいは半年に1回(オイル交換のタイミングなど)でタイヤの前後を入れ替える「ローテーション」を行うことで、4本を無駄なく使い切ることができます。
また、空気圧は自然に抜けていくため、月に1回はガソリンスタンドで指定空気圧に合わせてください。燃費の悪化も防げます。
交換時期の見極め方と長持ちさせるポイント
数値だけでなく、運転中の感覚も重要な判断基準です。
- ロードノイズが「ゴー」とうるさくなってきた
- 段差で「ドシン」という突き上げが強くなった
- 雨の日のブレーキやカーブでズルっと滑る感覚がある
これらを感じたら、たとえ溝が残っていてもゴムの性能が終わっている可能性が高いです。
早めの交換をおすすめします。
フォレスターのタイヤ選び|タイプ別おすすめブランド紹介
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「静粛性」「悪路走破性」「コストパフォーマンス」。
あなたがタイヤに何を求めるかによって、選ぶべきブランドは変わります。
フォレスターオーナーに人気のタイヤをタイプ別に厳選しました。
- 街乗り・静粛性重視のタイヤ
- アウトドア・雪道対応のオールシーズンタイヤ
- コスパ重視!安くて評価の高いタイヤブランド
- フォレスター純正採用メーカー
街乗り・静粛性重視のタイヤ
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週末の買い物や家族での遠出がメインで、車内での会話や音楽を楽しみたい方には、静粛性に優れたコンフォートタイヤが最適です。
BRIDGESTONE ALENZA LX100
SUV専用のレグノとも呼ばれる最高峰の静粛性モデル。
価格は高いですが、その静けさは別格です。
TIREFOODでは36,630円/1本でした。
DUNLOP VEURO VE304
タイヤ内部に特殊吸音スポンジを搭載しており、ロードノイズを劇的に低減します。
高速道路での安定感も抜群です。
TIREFOODでは売り切れでした。
アウトドア・雪道対応のオールシーズンタイヤ
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キャンプ場などの砂利道や、突然の降雪にも対応したい方にはM+S(マッド&スノー)規格やオールシーズンタイヤがおすすめです。
YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058
M+S規格ながら、従来のSUVタイヤにありがちなノイズを抑えたロングライフタイヤ。
見た目も適度にゴツく、フォレスターのキャラクターによく合います。
TIREFOODでは27,500円/1本でした。
コスパ重視!安くて評価の高いタイヤブランド
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「性能は落としたくないが、予算は抑えたい」という方には、コスパに優れた国産ブランドや評判の良い海外ブランドが狙い目です。
TOYO TIRES PROXES CL1 SUV
国産メーカーながら非常にリーズナブル。
静粛性と低燃費性能のバランスが良く、ネット通販での人気が非常に高いモデルです。
TIREFOODでは17,710円/1本でした。
フォレスター純正採用メーカー
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BRIDGESTONE DUELER H/L850
新車装着タイヤとして多くのフォレスターに採用されています。
燃費、静粛性、グリップのバランスが高次元でまとまっている優等生です。
TIREFOODでは34,430円/1本でした。
タイヤ価格の相場と購入場所比較
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タイヤ交換にかかる総額は「タイヤ本体代」+「工賃」+「廃タイヤ処分料」です。
どこで購入するかで、数万円単位の差が出ることがあります。
- 225/55R18のタイヤ価格相場(4本セット)
- ネット購入 vs 実店舗|どこが安い?
- タイヤ交換の工賃相場と持ち込み対応の有無
- 購入前に確認すべき「製造年週(DOT)」と保証
225/55R18のタイヤ価格相場(4本セット)
225/55R18サイズを4本購入した場合の、タイヤ本体のみの価格相場(税込)は以下の通りです。
- プレミアム(ブリヂストン、ミシュラン等):10万円〜15万円
- スタンダード(ダンロップ、ヨコハマ、トーヨー等):6万円〜9万円
- アジアン・格安ブランド:3万円〜5万円
ネット購入 vs 実店舗|どこが安い?
結論から言うと、ネット通販が圧倒的に安いです。
実店舗を持たない分、人件費や固定費がかからないため、実店舗の2〜3割安で購入できるケースがほとんどです。
大手カー用品店のセール時期よりも、ネットの通常価格の方が安いことも珍しくありません。
タイヤ交換の工賃相場と持ち込み対応の有無
ネットで安く買っても、持ち込み交換の工賃が高額であれば意味がありません。
- 店舗で購入した場合の工賃:1本 2,000円〜3,000円
- 持ち込みの場合の工賃:1本 4,000円〜6,000円(倍額設定が多い)
そのため、最近では「ネットで購入し、提携店舗へ直送して安く取り付けてもらう」サービス(TIREHOODなど)が人気です。
これなら、持ち込み工賃の割増を気にする必要がありません。
購入前に確認すべき「製造年週(DOT)」と保証
ネットの格安タイヤには、製造から数年経過した「長期在庫品」が含まれる場合があります。
購入サイトに「製造年週の指定不可」とある場合は注意しましょう。
また、ネット購入でも「パンク保証」などが付帯できるサイトを選ぶと安心です。
筆者が選んだのはダンロップ グラントレック PT5!TIREHOODを使ってオートバックスで交換した理由とは
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ここからは、実際に私が愛車のフォレスター(SK9)のタイヤ交換を行った際の実録レポートをお届けします。
純正装着のブリヂストン デューラー H/L850からの履き替えです。
比較検討した4つの候補(価格・性能・レビュー)
今回の交換にあたり、以下の4製品を最終候補として徹底的に比較しました。
ブリジストン デューラー H/L850
純正タイヤです。
性能に不満はありませんでしたが、設計がやや古くなっている点と、同じものを買い直すと価格がかなり高額になる点がネックとなり見送りました。
YOKOHAMA ジオランダー CV4S
新しく登場したオールシーズンタイヤです。
雪道性能は魅力でしたが、発売直後で口コミが少なかったこと、夏タイヤとしての静粛性が未知数だったため今回は保留しました。
YOKOHAMA ジオランダー CV G058
非常に評判の良いM+Sタイヤです。
最後まで迷いましたが、私の用途では泥道や雪道を走る頻度がほぼなく、舗装路での快適性を最優先したかったため次点となりました。
ダンロップ グラントレック PT5
2023年に発売された新しいモデルです。
SUV専用設計で、前モデルのPT3から接地面積が増え、操縦安定性と静粛性が大きく向上している点がカタログスペックから読み取れました。
最終的にダンロップ グラントレック PT5を選んだ理由|静粛性・乗り心地・価格
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私がDUNLOP GRANDTREK PT5を選んだ決め手は、以下の3点です。
- オンロード特化の設計:M+S規格をあえて外しており、舗装路での「静かさ」と「乗り心地」に全振りしているコンセプトが、街乗りメインの私の使い方に合致しました。
- 設計のあたらしさ:タイヤの技術は日進月歩です。最新のシミュレーション技術で作られたPT5は、純正のデューラーよりも技術的なアドバンテージがあると感じました。
- 価格の安さ:ネット通販での価格が、競合他社の同クラスタイヤに比べて1本あたり数千円安く、4本トータルで大きな差が出ました。
TIREHOODでオートバックスを選んだ理由|価格・利便性・安心感
購入先にはタイヤ通販サイトの「TIREHOOD(タイヤフッド)」を選びました。
ネット購入で、提携店舗で取付する方法もありますが、知らない店舗に行くのが若干不安で面倒でもありました。
通常、ネットで買ったタイヤをオートバックスに持ち込むと高額な持ち込み工賃を取られますが、TIREHOOD経由で購入・予約すると、提携工賃(一律料金)で作業してもらえるのが最大のメリットです。
しかもオートバックスでタイヤを購入、取付をするよりも安価でした。
TIREHOODはタイヤ、取り付け費用の総額が117,040円
オートバックスは121,800円でした。
タイヤは自宅ではなく店舗に直送されるため、重いタイヤを車に積み込む手間もありません。
さらに「6ヶ月の無料パンク保証」がついてくるのも大きな安心材料でした。
取り付け体験レビュー|所要時間/接客/満足度
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予約した日時に近所のオートバックスへ向かいました。
レジで名前を告げると、既にタイヤは届いており準備万端。
作業時間は約60分と言われましたが、実際には30分ほどで完了しました。
待合室でコーヒーを飲んでスマホを見ている間に終わった感覚です。
最後にピットで整備士の方と一緒にナットの締め付け確認(トルク確認)を行い、空気圧の説明を受けました。
装着後の感想:
走り出した瞬間、明らかにハンドルが軽くなりました。
純正タイヤに比べて転がり抵抗が少ないようで、アクセルを離しても車がスルスルと進んでいきます。
今までの感覚でブレーキを踏むと前の車に追突しそうになりました。
明らかに転がり抵抗が減った感覚です。
気になっていたゴーというロードノイズも一段階低くなり、段差を乗り越えた時の当たりも歴然とマイルドに。
この性能でディーラー見積もりの半額近くで済んだので、満足度は満点です。
フォレスターのタイヤに関するよくある質問(FAQ)
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フォレスターのタイヤ交換でよくある疑問をQ&A形式でまとめました。
- 純正タイヤと違うサイズを装着しても大丈夫?
- スタッドレスタイヤのサイズは?おすすめメーカーは?
- タイヤを自分で持ち込む場合の注意点は?
- 225/55R18は高い?価格帯の目安は?
- ネットで買ったタイヤでもオートバックスで交換できる?
純正タイヤと違うサイズを装着しても大丈夫?
基本的にはおすすめしません。
特に外径が変わるサイズ変更は、アイサイトの誤作動やスピードメーターの誤差につながります。
ドレスアップ目的でインチアップ等をする場合は、スバル車に詳しい専門店で相談の上、外径が変わらないタイヤサイズを選定してください。
スタッドレスタイヤのサイズは?おすすめメーカーは?
スタッドレスタイヤは、コストを抑えるために「225/60R17」へインチダウンするのが一般的です(ホイールもセットで購入が必要)。
おすすめは、氷上性能で圧倒的な信頼があるブリヂストン(BLIZZAK DM-V3)か、経年劣化に強く長く使えるヨコハマ(iceGUARD SUV G075)です。
タイヤを自分で持ち込む場合の注意点は?
Amazonなどでタイヤだけを安く買い、ガソリンスタンドや整備工場に持ち込む場合は、事前に必ず「持ち込み交換が可能か」「工賃はいくらか」「廃タイヤ処分料はいくらか」を電話で確認してください。
多くの店舗では持ち込み工賃を高めに設定しているため、トータルコストでは安くならないこともあります。
225/55R18は高い?価格帯の目安は?
軽自動車やコンパクトカーのタイヤに比べると、18インチの大径タイヤは高価です。
ネット通販での4本セット(工賃別)の目安としては、安価なもので5万円台〜、国産標準グレードで7〜9万円、プレミアムタイヤで10万円〜といったところです。
ネットで買ったタイヤでもオートバックスで交換できる?
Amazonや楽天で個人的に購入したタイヤをオートバックスに持ち込むことは、店舗によっては断られるか、高額な持ち込み工賃(通常工賃の倍額など)を請求される場合があります。
オートバックスで安く交換したいなら、TIREHOODのようなオートバックスと提携している公式サイト経由で購入・予約するのが最もスムーズで安上がりです。
まとめ|フォレスターに最適なタイヤ選びは「使い方×予算」で決まる
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フォレスターのタイヤ交換は、車の性能を維持するために重要なメンテナンスですが、決して安い買い物ではありません。.
しかし、ディーラーで言われるがままに交換するのではなく、自分の使い方に合った銘柄をネットで探し、TIREHOODのような便利なサービスを使って交換することで、数万円単位の節約が可能です。
- 街乗りメインなら:DUNLOP GRANDTREK PT5(筆者おすすめ)
- オールシーズン履きっぱなしなら:YOKOHAMA GEOLANDAR CV G058
- 絶対的な静粛性と安心感なら:BRIDGESTONE ALENZA LX100
新しいタイヤは、フォレスターの走りを驚くほどリフレッシュさせてくれます。
静かで快適なドライブを取り戻すために、ぜひこの記事を参考に納得のいくタイヤ選びをしてください。