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プラレールの車両が遅くなったり動かなくなったりする原因は、多くの場合モーターの劣化です。
プラレールは子どもにとって夢中になれるおもちゃの一つであり、その走行性能が遊びの楽しさに直結します。
車両のスピードが落ちたり、止まったりするようになってくると、子どもが飽きてしまう原因にもなりかねません。
そういったときに効果的なのが、モーターの交換です。
新品のモーターに交換することで、元のスピードやパワーが復活するだけでなく、パーツや電池の工夫次第では以前よりも性能をアップさせることも可能です。
この記事では、初心者の方にも分かりやすく、必要な道具や交換の手順を丁寧に解説しながら、誰でも自宅で簡単にできるプラレールのモーター交換方法をご紹介します。
また、より速く走らせたい、もっとパワフルにしたいという方向けに、速度アップやパワー強化を目指すためのおすすめモーターの選び方、さらには最速化を実現するための工夫や注意点についても具体的に解説していきます。
この記事を読めば、プラレールの可能性がさらに広がり、子どもとの遊びの時間がもっと充実したものになりますよ。
記事のポイント
- プラレールのモーター交換を自分でする方法
- おすすめのモーター
- ミニ四駆のモーターは利用可能か
目次
プラレール モーター交換のやり方

方法は難しくありません
プラレールのモーター交換は、慣れれば誰でもできるDIY作業です。
子どもと一緒に楽しみながら行える作業でもあり、親子のコミュニケーションにもぴったりです。
モーターの種類や取り扱いに少し注意すれば、安全にスムーズに作業できます。
以下に、必要な工具や作業の手順、注意点などを詳しく解説します。
まずは、モーター交換に必要な道具をしっかり準備しましょう。
プラレール モーター交換 のやり方
必要な工具
- 小型プラスドライバー(1番サイズ推奨)
- ピンセット(細かい部品の取り扱い用)
- ハンダごて(配線を行う場合)
- モーター(FA-130などの適合モーター)
- スイッチクリーナーやエタノール(接点の掃除用)
- 交換用の配線・熱収縮チューブ(必要に応じて)
配線が切れていなければハンダごては必要ありません。
モーターはノーマルでしたらこちらが最適です。
分解手順
- 車両裏面のネジを外す(失くさないよう小皿などに保管)
- ボディを開け、電池ボックスとモーター部分を確認
- モーターを固定している構造を確認し、どこが接続されているかをメモしておくと安心
- 周囲のギアや配線に触れないように慎重にモーターを取り外す
プラレール車両によってモーターの位置や取り付け方が異なっています。
最後のパーツを外すときにギアが飛び出さないよう慎重に作業しましょう。

新しくなるほど複雑になっています
モーターの取り外しと交換
- モーターに繋がっている接続ギアを外す際、無理に引っ張らず、ピンセットなどで慎重に外す
- 古いモーターを抜いたあと、ギア部の掃除をしておくと性能が安定します
- 新しいモーターを正しい向きで差し込み、元の構造通りに固定
- ギアがうまくかみ合っているか回転を手で確認
配線の注意点とテスト走行のポイント
- はんだづけが必要な場合は、配線がしっかりと接触するよう確実に固定すること
- 作業中に他の電子部品に触れないよう配慮
- 組み立て後に電池を入れて試走させ、異音や停止がないか確認
- 数分間の連続走行テストを行い、異常発熱や動作のばらつきがないか観察する
モーター交換を通して、おもちゃの構造や電気の流れなど、子どもが理科的な興味を持つきっかけにもなります。
作業は焦らず一つひとつ丁寧に進めることが成功のカギです。
モーター交換時の注意点
モーターのサイズ規格に注意
プラレールで使用できるモーターは、基本的にFA-130サイズが基準です。
このサイズは車両の設計に合わせてぴったりはまるようになっているため、他のサイズのモーターを無理に使うと内部で干渉を起こしたり、動作が不安定になったりする可能性があります。
また、同じFA-130サイズでも、メーカーによって若干の寸法差があることもあるため、選ぶ際にはレビューや実際の取り付け実績を参考にすると安心です。
配線の向きやはんだづけの正確さ
モーター交換の際には、配線の極性(赤=+、黒=-)を必ず確認しましょう。
逆につないでしまうと、モーターが逆回転してしまい、列車が逆走したり動作しなくなることがあります。
はんだづけを行う際には、しっかりと接点を熱しながら確実に接着することが重要です。
接点が甘いと、走行中に電力供給が不安定になり、スピードのムラや停止といったトラブルの原因になります。
配線の皮膜を適切に剥き、露出部分が短すぎず長すぎず整っているかも確認しましょう。
子どもと作業する際の安全対策
親子で作業する場合は、安全対策が最も大切です。
特にハンダごては200℃以上に達することもあるため、子どもが不用意に触れてしまうと大きなやけどの原因になります。
作業は必ず大人が主導し、子どもにはモーターを持ったり、ねじを整理したりといった安全な工程を任せましょう。
また、ハンダづけ時には煙が出るため、作業場所の換気も忘れずに行うことが望ましいです。
安全メガネや手袋を使うことで、小さな部品が飛んだ場合のけがを防ぐことができます。
さらに、作業スペースを整理整頓し、工具や小部品が散らばらないようにすることで、より安心して作業に集中できます。
プラレールにおすすめのモーターと最速化のコツ
プラレール利用におすすめのモーター
プラレールにおすすめのモーターは以下の通りです。
それぞれの特徴を理解し、自分の遊び方や目的に合ったものを選ぶことで、より満足度の高い走行が可能になります。
マブチモーター FA-130
最も一般的で入手しやすく、プラレール純正モーターとほぼ同じ仕様で互換性が高いため、初心者にとって理想的な選択肢です。
価格も手頃で、交換のハードルが低く、トラブルが起きた場合の対処法も多く紹介されています。
実際に使用して良かったモーターのレビュー
私が使用して特に優秀だと感じたのは、タミヤのハイパーダッシュ3モーターです。
これは通常モデルよりも出力強化がなされており、耐久性と速度のバランスが非常に優れています。
連続走行に強く、家庭内でのレースごっこにも最適で、トラック上をスムーズに高速走行します。
唯一の欠点は音が大きいことです。
モーター 最速を目指すには
高回転型モーターの選び方
スピードを最優先するなら、高回転型のモーターを選ぶ必要があります。
たとえば、ミニ四駆でおなじみのアトミックチューンやレブチューンモーターは、1分間に2万回転以上の性能を持つものもあり、プラレールにも応用可能です。
ただし、モーターだけでなくギア比やシャーシとの相性を考慮しなければなりません。
高回転に見合った伝達系の見直しが重要です。
電池の種類や電圧との相性
モーターの性能を最大限に引き出すためには、使用する電池にもこだわりましょう。
通常のアルカリ電池よりも、放電能力の高いニッケル水素電池や軽量なリチウム電池を使うことで、安定した高出力を維持できます。
特に競技や記録挑戦を意識する方には、電池選びが速度に大きく影響する重要なポイントです。
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ギアの見直しとグリスアップのコツ
せっかく高性能なモーターを使っても、ギアが劣化していたり潤滑が不十分だったりすると、その性能を活かしきれません。
ギアの噛み合わせを定期的にチェックし、摩耗したパーツは早めに交換しましょう。
また、グリスアップによって滑らかな回転を保つことができ、発熱や騒音の軽減にもつながります。
シリコングリスやプラスチック用グリスなど、素材に合った潤滑剤を使うことが重要です。
モーター ミニ四駆との互換性について

タミヤHPより抜粋
ミニ四駆用モーターの流用は可能?
結論から言えば、ミニ四駆用モーターのプラレールへの流用は可能です。
ただし、そのまま使うと不具合が起こるリスクがあるため、いくつかの注意点を押さえておく必要があります。
特に回転数やトルクの特性が純正のプラレール用モーターとは異なるため、相性の良い組み合わせを選ぶ工夫が必要です。
ミニ四駆モーターには多種多様な性能のものが存在し、それぞれに適した使い方があります。
注意点:回転数が高すぎるとギア破損の恐れあり
ミニ四駆モーターの多くは高回転型で、1分間に2万回転を超えるような性能を持つものも少なくありません。
これをそのままプラレールに使用すると、車両内部のギアが過負荷に耐えきれず、破損してしまう可能性があります。
ギア比を変更したり、回転数を抑えるレギュレーターを併用するなどの工夫が必要です。
また、回転の滑らかさやギアの素材も考慮し、摩耗や発熱の少ない環境を整えることで、より安全に運用できます。
プラレール モーター交換は意外と簡単!の総括

自分で交換すると愛着もわきます
プラレールのモーター交換は子供の頃、ラジコンやミニ四駆で遊んだ人なら簡単にできます。
モーター交換を通じて、プラレールの新たな魅力を発見できます。
単なるスピードアップだけでなく、目的や好みに応じたカスタマイズを通して、子どもと一緒に実験やものづくりの体験ができるのも大きな魅力です。
電子工作や構造理解の入門としても最適で、遊びながら学べる環境を整えるきっかけになります。
交換作業は、モーターの選定、取り付け、動作確認と段階を踏んで慎重に行う必要があります。
特に安全面には十分な配慮をしながら、親子で一緒に楽しむことを意識しましょう。
今回紹介した手順やポイントを参考に、あなただけのオリジナルプラレールを作って、より楽しい遊び時間を演出してみてください。
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