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夏場は浅い水深で数釣りが楽しめるタチウオ釣りですが、秋以降は深場に移動します。
東京湾の走水沖〜観音崎沖(猿島、大津沖含)に群れが固まると連日数十船の釣船がやってきます。
タチウオはどんどんスレていき、簡単には釣れなくなっていきます。
今回はそんなスレたタチウオに有効な仕掛け、釣り方を解説していきます。
目次
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣り攻略におすすめな仕掛けと釣り方4選
スレてしまったタチウオのテンビン釣り攻略におすすめなのは次の通りです。
- 仕掛けは逆テーパー仕掛けを使う
- 電動リール使用が絶対おすすめ
- 潮境の棚を見つけて、その棚を狙う
- シャクリは巻き上げよりフォールを意識
じっくり解説します。
①仕掛けは逆テーパー仕掛けを使う
スレたタチウオを狙うにはエサを派手に動かすよりフォールや、細かいシェイクといった動きを演出した方が釣れるケースが多いです。
逆テーパー仕掛けは通常のテンビン仕掛けよりハリスが長く、シャクったあとにエサをフォールさせて、落ちてきたエサを待っているタチウオに口を使わせることができます。
フォールの釣り方をするためアタリが取りにくく、針が飲まれてハリス切れの恐れがあるため先のみ太ハリスを使用してハリス切れを防ぐことができます。
とても理にかなった仕掛けなので是非使って欲しいです。
自作の方法は下の動画がとても分かりやすいです。
自作ができない人は市販の逆テーパー仕掛けを購入しましょう。
②電動リール使用が絶対おすすめ
東京湾の走水沖〜観音崎沖(猿島、大津沖含)のポイントは水深50~70メートルと結構深いです。
仕掛けをそれほど頻繁に上げ下げする釣りではありませんが、電動リールの方が圧倒的に巻き上げ速度が速いです。
アタリがあっても掛からなかった時はエサが残っているかすぐに確認した方が良いです。
手巻きだとためらいがちですが、電動リールなら躊躇なく巻き上げできます。
また、電動リールの微速巻き上げをしながら細かくシャクる釣り方もスレたタチウオには有効です。
手巻きだとなかなか上手くできません。
電動リールは素早い仕掛けの回収、微速巻き上げにとても役に立ちます。
③潮境の棚を見つけて、その棚を狙う
潮境とは海水が寒暖差でぶつかったり、潮流の流れが澱んでいたりと、海中の変化が起きている棚をさします。
海中変化のあるこの層にプランクトンや魚が群れています。
タチウオ釣りで棚を探っている時に巻き上げに抵抗感がなくなる、軽くなったりテンビンが流されたりする層があったらそこが潮境です。
必ずある訳ではないですが、見つかればここに活性の高いタチウオがいるので釣れる確率がグッと高まります。
潮境は感度の高い釣竿だとよりわかりやすくなります。
また、電動リールの微速巻き上げをしていて潮境に入るとフッと竿先が緩み、抵抗感が軽くなります。
潮境を探す場合にも電動リールはとても有効です。
④シャクリは巻き上げよりフォールを意識
逆テーパー仕掛けの時に触れましたが、スレたタチウオにはシャクって巻き上げよりもフォールを意識した釣り方が有効です。
竿先を斜め下45度アタリから90度くらいまで持ち上げ、竿を下げる際にリール3/1~2/1回転巻き、下げた時に餌が上からフォールするような動きを作ります。
ふわっと竿を上げて、すっと降ろしながらリールを巻くイメージです。
なかなか文書でお伝えするのが難しいですが、シマノの松本圭一プロの動画をシャクリ方の参考にしてみてください。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣りにおすすめのタックル紹介
スレたタチウオのテンビン釣りにおすすめできるタックルをご紹介します。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣りにおすすめのロッド
スレたタチウオのアタリはとても小さい&繊細です。
潮境の棚を見つけるためにもできるだけ感度の高い専用ロッドをおすすめします。
テンビン竿の最高峰となるサーベルマスターXRは繊細なアタリを逃しません。
釣竿に高額は難しいという人はこちらをおすすめします。
繊細なアタリも取りやすく、取り回しやすい180センチとなっています。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣りにおすすめのリール
攻略でお伝えしたように電動リールを強くおすすめします。
タチウオ専用にするならばフォースマスター200かシーボーグ100になります。
フォースマスターはシーボーグより
- タッチドライブはボタンを押すだけで巻き上げできダイワのジョグダイヤルより簡単
- スピードクラッチはクラッチをカチッと押すだけでオン、オフ切り替えができてダイワのクラッチより簡単
というメリットがあり、フォースマスターをおすすめします。
他の釣りにも使いたい方はフォースマスター600をおすすめします。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣りにおすすめのテンビンと錘
25センチ~30センチ位のテンビンが推奨されていますが、30~35センチにしてください。
仕掛け絡みの確率が25センチよりかなり下がります。
35センチのアーム長になります。
長めの逆テーパー仕掛けを使う場合に最適です。
安全・安心の 吉見製作所の夢の天秤です。
形状記憶合金で、くるっと丸めて保管できるのでとても便利です。
錘は夏のタチウオ釣りでは細長い形状のものが落下速度が速いので便利ですが、スレたタチウオ狙いの場合はしゃくった時の動きが大きくなるため不向きです。
普通の分銅型の錘がよいです。
走水沖〜観音崎沖では60号を使用します。
集魚効果があると言われている錘も多数あります。
こういう錘は日によって効果あり、なしが出ますので1つ持っておいて損はないです。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオのテンビン釣りにおすすめの逆テーパー仕掛け
市販されている逆テーパー仕掛けはヤマシタ製品しかありません。
かなり売れていて欠品の店舗も多いです。
見つけたらすぐゲットしましょう。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオ釣りにテンヤ仕掛けは有効か?
近年東京湾のタチウオ釣りもテンヤ仕掛けが流行っています。
タチウオ釣りの3~4割くらいはテンヤで釣っている感じがします。
大型(ドラゴン)が釣れるというのが流行の理由です。
テンヤ仕掛けをおすすめしない理由
私はテンヤ釣りもしましたが、今はテンビン釣りしかしなくなりました。
テンヤ仕掛けをおすすめしない理由は
- 単価の高いテンヤを重さ違い、色違いで複数購入する必要がある
- 餌のイワシは単価が高く、解凍すると使いまわしが効かない
と価格面の負担が大きい点が理由です。
テンビン釣りでもドラゴンは釣れますし、数釣りの可能性はテンヤよりテンビンの方が高いです。
走水沖〜観音崎沖のスレたタチウオにおすすめのテンヤ仕掛け
釣り方の1つとしてテンヤ釣りの楽しさは否定しません。
新商品のリトルジャック製品が従来のテンヤとは異なり、とても釣れそうです。
スレたタチウオにも効果ありそうです。
まとめ
最後までご覧いただきありがとうございます。
すっかり東京湾で1年中狙えるターゲットして定着したタチウオ釣りですが、夏場以外は結構シビアな釣りを強いられます。
そんな中でも釣果をあげるためのポイントをご紹介しました。
タチウオ釣りの参考になればと思います。
釣って楽しく、食べても美味しいタチウオは人気が出て当然だと思います。
まだ行ったことない方は一度チャレンジしてみてください!
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