【100匹超!】館山・安田丸のキンメ釣り仕掛け&当日の流れを実体験レポート|釣果を伸ばすコツも紹介

安田丸でのキンメダイ釣りで102匹釣れたクーラーボックス

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深海の赤い宝石、キンメダイ。

一度は挑戦してみたいものの、「水深100mを超える深場での釣りは、どんなタックルや仕掛けを用意すればいいのか?」「千葉県館山沖の安田丸で本当に爆発的な釣果が得られるのか?」と不安を感じていませんか?

特に深海釣りは船料金も高額になりがちで、万が一不発に終わったら「なんだか面白くない釣りだった」と後悔することになりかねません。

しかし、ご安心ください。

ここ数年続ていた黒潮大蛇行が収束して今までは潮流が速く入れなかった水深の浅いポイントで釣ることができるようになり、型、数共に絶好調となっています。

実際に筆者は、半夜キンメで有名な安田丸に乗り込み、100匹を超える驚異的な釣果を達成することができました。

1匹1,000円だとしても100匹で10万円オーバーの釣果です。

これは深海釣りの常識を覆すほどの爆釣体験です。

本記事は、この実体験に基づき、安田丸でのキンメ釣りに特化した「完全攻略ガイド」です。

深海釣りの成功を左右する仕掛けとタックルから、気になる料金、当日の詳細な流れ、そして100匹超えを実現するための実釣のコツを、実体験レポートとして徹底的に解説します。

この記事を読めば、あなたの安田丸でのキンメ釣りは成功間違いなし。

深海の恵みをその手で掴むための準備を、今すぐ始めましょう!

記事ポイント

  1. 安田丸の半夜キンメ釣りに最適なロッド、リール、仕掛けの詳細なスペックがわかります。
  2. 風や天候に左右されやすい安田丸の予約成功率を高める具体的なヒントが得られます。
  3. 筆者が実際に体験した、100匹超えの釣果を実現した攻略のコツがわかります。
  4. キンメ釣りが「面白くない」と言われる理由と、それを上回る醍醐味について実体験に基づいた検証結果を知ることができます。

目次

安田丸のキンメ仕掛けとおすすめタックル(館山)

安田丸のキンメダイ釣りで使ったタックル

館山沖の深場を攻めるキンメ釣りは、タックルの準備が釣果を大きく左右します。

特に安田丸のキンメ釣りは水深が深く、時には強い潮流にも対応できる、信頼性の高い仕掛けとタックル選びが必須です。

  • ロッド、リール
  • 仕掛け、錘
  • 館山沖キンメ釣りに必要な持ち物リスト

ロッド、リール

キンメ釣りのタックルは、深海での高負荷に耐えうるパワーと、アタリを感知できる繊細さを両立している必要があります。

筆者の実体験からも、キンメ釣りに適したタックルスペックは以下の通りです。

ロッド

ロッドは錘200号が背負える2メートル前後のグラスロッドがおすすめです。

グラスソリッドの柔軟性が、深場での巻き上げ時のバラシを防ぎ、多点掛けした際の負荷を吸収してくれます。

深海竿特有の粘り強さが重要です。

特に専用竿である必要はありません。


 筆者はインフィニティーグロリアを使いました。

リール

リールはPE4号が300メートル以上巻けるサイズの電動リールを使用しました。

水深200m〜300mを攻めるため、最低でもPE4号が300m、理想は400m巻けると安心です。大物を掛けた際のパワーと巻上速度が重要です。

筆者が使ったのはダイワのシーボーグ400Jです。


PEは4号を巻きました。

黒ムツ狙いはラインを黒くした方がよいと言いますが、キンメダイに関しては10メートルごとに色のついたラインで問題ありません。

仕掛け、錘

キンメ釣りは多針仕掛けが一般的で、いかに多くのキンメを同時に釣り上げるかが釣果アップの鍵となります。

船宿仕掛けの利用

キンメダイ釣りの安田丸で購入した仕掛け

仕掛けは船宿にて800円で購入可能です。

船宿で販売されている仕掛けは、その海域の特性や船長の指示棚に合わせた最適なバランスで作られています。

白、赤の配色で8本針、回転ビーズ仕様の仕掛けで色違いの針は並べやすく、回転ビーズで仕掛けヨレが少ない仕様となります。

特に初めて挑戦する方は、まずは船宿の仕掛けを使用することを強く推奨します。

筆者もこの仕掛けを使いました。

錘の選択

安田丸のキンメダイ釣りで使った錘

これら錘は失敗でした

深海釣りで使用する錘は、200号が標準となります。

錘は円形だと船べりで転がってうるさいのでノーマルの形がよいです。

船べりに置いた際に安定し、移動中や投入前の不要な音や転倒を防ぐことができます。

筆者は4つ持って行きましたが、仕掛け切れで2つ無くしたので3個位はあった方が安心です。

リングサルカンはあった方が良い

安田丸のキンメダイ釣りで使ったリングサルカン

仕掛け絡みを軽減してくれるリングサルカンは付けておいて損はないです。

ラインをロッドキーパーに掛けるときの目印にもなります。

Sサイズの小さめで問題ありません、ロストを考慮して2個あると安心です。

館山沖キンメ釣りに必要な持ち物リスト

安田丸のキンメダイ釣りで使った大型クーラーボックス

深海の夜釣りとなる安田丸のキンメ釣りには、通常の釣りとは異なる独特の持ち物が必要になります。

大型クーラーボックス

大型クーラーボックスは、爆釣時の大量の釣果を鮮度よく持ち帰るために不可欠です。キンメは小型でも数が多いと体積が増えます。

45リットル以上があればそれを、なければ2つ持って行くことをおすすめします。

これを機に購入しようと検討中の方は船釣りに最適なクーラーボックス記事を参考にしてください。

手袋か指サック

200号の錘とたくさん掛かったキンメダイを素手でラインを手繰るのは結構つらいです。

釣り用のグローブか指サックを持って行きましょう。

防寒も兼ねてゴム製より布製の方が指には良いと思います。


ヘッドライト

安田丸のキンメダイ釣りで使ったチェスとライト

釣行時船の明かりがあるので暗くて見えないことはないです。

しかし、帰りの航行時は消灯されるため真っ暗になります。

片付けが終わってない場合や飲食をする場合はヘッドライトがあると便利です。


筆者はチェストライトを愛用しています。

 探見丸

安田丸のキンメダイ釣りで使った魚群探知機

棚は船長から都度指示がありますが、視覚で見えるのはとても重宝します。

実際、何度も棚が変わるときがあり、その際は画面を見て棚調整ができました。

安田丸は探見丸の利用が可能な船なので有効に活用しましょう。

当ブログでは探見丸の凄さを詳しくご紹介しています。

必要な道具は以上になりますが、この他にも船釣りで役立つ用品を紹介しています。

安田丸のキンメ釣りの料金・予約方法まとめ

キンメダイを釣った安田丸

安田丸のキンメ釣りは、その質の高い釣果とサービスで人気がありますが、利用する上での料金体系と予約の難易度についても理解しておく必要があります。

  • 安田丸のキンメ釣りの料金
  • 予約方法

安田丸のキンメ釣りの料金

安田丸のキンメ釣りの料金は、13,500円です。

この料金に氷代と朝のホタルイカが含まれています。

項目料金備考
乗合料金13,500円釣り座の指定は基本的に先着順となります。
仕掛け代800円船宿にて購入可能です。
餌代料金に含まれるホタルイカが提供されますが、持参も可能です。

深海釣りとしては、非常にリーズナブルな設定であると言えます。

この料金で、爆発的な釣果の可能性に挑めるのは大きな魅力です。

予約方法

予約は電話で行います。

安田丸の半夜キンメ釣りは非常に人気があるため、予約は早めに行うことが成功の鍵です。

安田丸のキンメ釣りは、風や天候に影響を受けるためあまり出船率は高くなく、筆者は今期3度目の予約でようやく出船できました。

これは、館山沖のキンメ釣りのポイントが外洋に面しているため、波や風の影響を受けやすく、安全を最優先する船長の判断によるものです。

予約を成功させるためのコツ

  1. 余裕を持った予約: 週末や連休はすぐに埋まってしまうため、可能な限り1ヶ月以上前に予約の電話を入れましょう。
  2. 月〜木曜日の活用: 月曜から木曜は比較的予約が取りやすいです。他の日が埋まっていたら候補日に検討しましょう。

天候による出船中止のリスクは、深海釣りに挑戦する上での欠点の一つですが、その分、出船できた時の感動と釣果は格別です。

安田丸の半夜キンメ釣りの流れと釣果のコツ

キンメダイを釣った安田丸船内

筆者が実際に体験した安田丸での半夜キンメ釣りの一日を追うとともに、100匹超えの釣果を達成するための実践的なコツを解説します。

このパートが、あなたの釣果を大きく左右する重要な情報となります。

  • 座席札取り~港へ
  • 乗船、料金支払い、釣行準備
  • 釣行時の注意事項と攻略のコツ
  • 釣行終了と最終釣果まとめ|安田丸の釣果実例
  • 安田丸のキンメ釣りは面白くない?実体験で検証

座席札取り~港へ

安田丸では、当日船宿にある座席札を取ります。

座席札取りは早い者勝ちとなる場合が多いため、早めの到着がおすすめです。

特に、深海釣りは船の流れや潮の状況によって、トモ(船尾)やミヨシ(船首)などの特定の釣り座が有利になることがあり、慣れたアングラーはこぞって良い釣り座を狙います。

早い人は12時ごろに到着してるようです、筆者は今回13時半ごろの到着で10席のうち空きは5席でした。

札を取ったら相浜港へ移動します。

駐車場は船のすぐ目の前になります。

乗船、料金支払い、釣行準備

キンメダイを釣った安田丸での準備

船長は15時半少し前位に来ます。

釣り座に座ったら、乗船名簿に記入し、料金を支払います。

同時に電動リールやロッドキーパーなどのセッティングを行います。

  • ロッドキーパーのセッティング: 深海釣りでは、ロッドキーパーは必須です。場所は船縁にキーパーに挟む木が置かれてして置かれてる場所以外にはつけないように注意しましょう。
  • 仕掛けの準備: 船宿の仕掛けを購入した場合は、絡まないように慎重に準備し、船縁に付いているマグネットに白、赤、白と順序よく並べましょう。

この間に、船長や中乗りさんから釣り方のレクチャーを聞くことができます。

この説明を集中して聞くことが、後の釣果に直結します。

また、同じポイントでクロムツも釣れますが、安田丸さんはキンメダイ専門になります。

クロムツにはサバ餌がおすすめですが、無理して持って行く必要はありません。

出港は16時20分くらいになります。

釣行時の注意事項と攻略のコツ

安田丸でのキンメダイ釣りで釣りはじめの魚群探知機の反応

ポイントまでは約40分くらいの航程。

いよいよ実釣開始です。

船長からの「OK」の合図で一斉に仕掛けを投入します。

ここからが、数を伸ばすための真剣勝負です。

数釣りのコツは同じ仕掛けで釣りを続けること

釣果を伸ばす最大のコツは、数釣りのコツは同じ仕掛けで釣りを続けることです。

深海のキンメ釣りは、ラインの上げ下げに時間が掛かりますので投入回数をいかに増やすかが肝です。

仕掛けが絡むと、解くのに時間がかかり、投入ロス時間ができてしまいます。

仕掛けを船縁に丁寧に並べてから投入しましょう。

しかし、深海釣りはトラブルがつきものです。

筆者は仕掛けロスト2回、お祭り1回のタイムロスがありました。

これがなければ更に釣果を上げることができたはずです。

トラブルを最小限に抑えるための重要事項

安田丸でのキンメダイ釣りで大切なライン掛け

ラインは必ずロッドキーパーに掛ける

回収時は、ラインは必ずロッドキーパーに掛けるようにします。

これを怠ると仕掛けはすぐに絡まってしまいます。

ラインをロッドキーパーに掛けて常にテンションをかけ、仕掛けが絡まないようにしましょう。

仕掛け投入は錘を山なりに投げる

仕掛け投入は錘を山なりに投げることで、多針仕掛けが船縁に引っかかるのを防ぎます。

特に船が揺れている時は、近距離に投げるだけでは絡むリスクが高まるため、前方遠くに投げる動作が求められます。

サバは船外で針を外す

キンメダイを釣り上げると、同時にサバなどの外道も釣れてくることがあります。

サバは針を外さずに船内に入れると暴れて仕掛けが絡むため、サバは船外で針を外すように徹底しましょう。

これにより、船上での作業効率が向上し、釣果アップの時間確保につながります。

他の人とお祭りしたらすぐに船長か中乗りさんへ言う

他の人とお祭りしたらすぐに船長か中乗りさんへ言い、指示を仰ぎましょう。

深場のお祭りは自力での解決が困難であり、無理に引っ張るとさらに被害が拡大し、仕掛けロストの原因となります。

プロの助けを借りるのが最善です。

ドラグはきつめと言われるが多少はラインが出るように調整

電動リールのドラグ設定は、一般的に「ギチギチのきつめ」に設定することが推奨されますが、多少はラインが出るように調整するのが筆者のコツです。

あまりにドラグを締めすぎると、多点掛けした際や大型キンメがヒットした際に、ロッドやリールに過度な負担がかかり、最悪の場合破損や高切れの原因になります。

筆者はこれで仕掛けの根本から2回切れました。

少しだけ滑る程度の調整が理想です。

指示棚の上限+10メートル位下で型の良いキンメが釣れた

船長から「水深90mから120mを狙って」と指示棚があった場合、筆者の実体験として、指示棚の上限+10メートル位下で型の良いキンメが釣れたことが多くありました。

上限で待つと型が小さめが多く、巻き上げ効率を考えるとあまり下に落としたくはないので、プラス10メートルが最適でした。

ただし、これはその日の潮の状況にもよるため、何とも言えません。

基本は20秒待つだが、竿の引き込み回数で

安田丸でのキンメダイ釣りでの曲がる釣竿

最初のアタリがあったら20秒待ってあげてと指示されてました。

しかし、群れが浮いてくると20秒待たなくても多数匹掛かると竿先が重みで明らかに引き込まれるのがわかります。

この強い引き込みがあったら巻き上げることで時間短縮ができました。

ちなみに巻き上げ速度はダイワシーボーグ400で18〜20にしてました。

釣行終了と最終釣果まとめ|安田丸の釣果実例

安田丸でのキンメダイ釣りで釣りあげたキンメダイ

この日は19時55分で納竿となりました。

筆者の釣行では、最終的に102匹という驚異的な釣果を記録しました。

これは、黒潮大蛇行の収束による好条件と、上記で解説した仕掛けの準備と実釣のコツが相乗効果を生んだ結果と言えます。

安田丸でのキンメダイ釣りでの魚群探知機の反応

70メートルから100メートルまで反応びっしり

棚は最初100〜110メートルでしたが、夜が更けてくると70メートル前後まで群れが浮いてきました。

この日は指示棚に入れるとすぐにアタリが出る状態で、最後まで釣れ続けました。

安田丸でのキンメ釣りは、爆発的な釣果が得られる可能性を秘めていることが、実体験として証明されました。

大量のキンメは、船上で迅速に氷締めを行い、鮮度を保ちました。

帰りは灯りを消して全速力で帰るので飛沫を浴びる可能性があります。

片付けが終わった人は船内に入った方が良いです。

港までは30分で帰れました。

安田丸のキンメ釣りは面白くない?実体験で検証

キンメダイ釣りは「面白くない」という評価について、筆者の実体験を基に検証します。

なぜキンメ釣りが「面白くない」と言われることがあるのでしょうか。

評価の側面面白くないと感じる理由爆釣時の醍醐味(面白さ)
作業の単調さ仕掛け投入→電動巻き上げ→回収・再投入の繰り返しで、手動操作が少ない。一度多点掛けが始まると、一投ごとに何十匹もの魚が上がってくる興奮。
待ち時間投入から着底、アタリを待つまでの深場ならではの長い待ち時間。待ち時間に船仲間との情報交換や、探見丸で海底を見る楽しみ。
トラブル仕掛けロストやお祭り時の修復作業が大変で、貴重な時間を失う。トラブルを回避し、自分の仕掛けにだけ魚が食いついたときの優越感。
釣果のばらつき釣れない日は本当に面白くない。深海魚なのでアタリも地味で分かりにくい。100匹超えの釣果を達成した時の、クーラーボックスいっぱいの感動と経済的価値。

結論として、釣果がゼロに近い場合や、トラブルが多発し釣りにならない場合は「面白くない」と感じる可能性は確かにあります。

しかし、安田丸のキンメ釣りのように、比較的浅場で適切な仕掛けとコツで多点掛けに成功し、100匹超えの釣果を手にしたときの興奮と喜びは、他の釣りでは味わえない格別なものです。

深海釣りはハイリスク・ハイリターンであり、釣果が出た時の達成感は、その欠点を遥かに凌駕します。

安田丸でのキンメ釣りでよくある質問

安田丸でのキンメダイ釣りで使った鯖餌

安田丸のキンメ釣り、特に半夜釣りに関して、初心者の方が疑問に思いやすい点についてQ&A形式で解説します。

  • 初めての夜釣りでも大丈夫?
  • キンメ以外の魚は狙える?
  • サバ餌は持参した方がよい?
  • 針外しは持参した方がよい?
  • 夜釣りでおすすめの服装は?

初めての夜釣りでも大丈夫?

安田丸の半夜キンメは、夜間に行われますが、船には十分な照明があり、船長や中乗りさんもサポートしてくれますので、初めての夜釣りでも大丈夫です。

ただし、足元が見えにくいため、常に船の揺れに注意し、持ち物リストにも記載した通り、ヘッドライトを必ず用意しましょう。

特に仕掛けの回収時や再投入時は、ラインの絡み防止のためにも光が必要になります。

キンメ以外の魚は狙える?

安田丸はキンメダイを専門に狙います。

キンメダイのポイントには他の深海魚も生息しており、キンメ以外の魚が釣れる場合があります。

  • クロムツ
  • メダイ
  • スミヤキ
  • サバ

ただし、基本的にはキンメダイに焦点を当てて釣りを展開し、外道が掛かった場合は迅速に処理することが、釣果を伸ばす上で重要です。

サバ餌は持参した方がよい?

基本的に、船宿から餌となるホタルイカが提供されるので、サバ餌は持参しなくて良いです。

どうしてもクロムツ狙いたい!という人は持参しても良いと思います。

針外しは持参した方がよい?

針外し(フックリムーバー)は持っていれば持参した方がよいです。

サバが釣れた時に船外で針を外すのに役立ちます。

キンメダイが釣れた場合、フックリムーバーで外すと床に落ちたキンメを拾うのが手間なので手で持ってプライヤーで針を外した方が次の投入までのタイムロスに繋がります。

深海釣りの仕掛けは針数が多く、手で外そうとすると危険な上、効率も悪くなります。

プライヤーを持参して、迅速かつ安全に作業を進めましょう。


夜釣りでおすすめの服装は?

夜釣りでおすすめの服装は、「防寒」と「防水」を兼ね備えたレイヤリングです。

  1. インナー: 吸湿速乾性のある機能性インナー。汗冷えを防ぎます。
  2. ミドル: フリースやダウンベストなど、保温性の高いもの。
  3. アウター: 完全防水・防風性の高いレインウェアまたはフィッシングウェア。特に、水しぶきや血、魚のぬめりなどで服が汚れるため、防水性の高いものが必須です。
  4. その他: 厚手の靴下、防水ブーツ、ニット帽(防寒)、フェイスガード(風よけ)。

海上は想像以上に冷え込むため、少し暑いと感じるくらいの服装で挑むのが失敗しないコツです。

安田丸のキンメ釣りを体験して分かった総まとめ

安田丸でのキンメダイ釣りでクーラーボックスに入らなかったキンメダイ

クーラーボックスに入りきらなかったです

本記事では、館山沖の安田丸での半夜キンメ釣りを、仕掛け、料金、実釣のコツに至るまで、筆者の実体験レポートとして詳細に解説しました。

  • タックルと仕掛け: 錘200号対応のグラスロッドとPE4号300m以上の電動リール、そして船宿の仕掛けが基本です。円形でないノーマルな錘を選ぶのが船上での快適性を保つコツでした。
  • 予約と料金: 出船率は低めですが、その釣果への期待は高く、料金も深海釣りとしては妥当な設定です。早めの予約が成功の鍵となります。
  • 釣果のコツ: ラインをロッドキーパーに掛ける安全対策、錘を山なりに投げる投入技術、そして仕掛けロストなどのトラブルを最小限に抑えることが、100匹超えの釣果を実現する絶対的な条件となります。

安田丸でのキンメ釣りは、準備段階から釣りの最中に至るまで、通常の船釣りとは一線を画す奥深さと醍醐味があります。

「面白くない」という評価を覆すほどの爆発的な釣果と、深海の赤い宝石を釣り上げた時の感動は、挑戦する価値が十分にあります。

この記事で得た知識とコツを武器に、ぜひ安田丸のキンメ釣りに挑戦し、驚異的な釣果を手にして、あなたのクーラーボックスを満たしてください。

安田丸でも狙えるシマアジ釣りの紹介記事もご覧ください。


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