東京スカイツリーは幼児でも大丈夫?3歳・6歳と行ってわかったリアルな体験談

東京スカイツリーアイキャッチ

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東京スカイツリーに行ってみたいけれど、小さな子どもと一緒でも楽しめるのか不安に感じていませんか?特に、ベビーカーが必要な3歳と、じっとしているのが苦手な6歳の子どもを連れて行くとなると、さまざまな心配事が頭をよぎりますよね。

待ち時間や移動で子どもがぐずらないか、展望台から景色を楽しめるのか、混雑時のトイレ事情はどうなのか…。こうした疑問は、なかなか解決できません。

そこで今回は、実際に東京スカイツリーに子連れで行って分かった、リアルな体験談をすべてお話しします。

このブログでは、幼児と一緒に行くときに注意すべきポイントや、スムーズに楽しむためのコース、そして子どもたちのリアルな反応を詳しくご紹介します。

東京スカイツリーが幼児連れでも大丈夫なのか、不安を抱えているあなたのための記事です。

本記事は東京スカイツリー、ソラマチでのランチ、すみだ水族館の3部作となります。

1日遊ぶスケジュールとして計画する人が多いプランです。

ぜひ、子連れ旅行の計画に役立ててください。

記事ポイント

  1. 6歳は楽しめたが、3歳には少し厳しい部分があった
  2. 待ち時間や移動にはベビーカーが必須だと感じた
  3. 天望デッキと天望回廊、どちらも行く価値があるかは微妙
  4. 事前予約と時間帯選びで混雑をある程度回避できる

東京スカイツリーは幼児でも大丈夫?

東京スカイツリー全景

東京スカイツリーは、大人にとっても子どもにとっても、とても魅力的な場所です。

しかし、小さなお子さんを連れて行くとなると、楽しむための工夫や準備が必要になります。

結論から言うと、6歳の子どもは終始楽しんでいましたが、3歳の子どもには少し厳しかったというのが正直な感想です。

子連れでスカイツリーを訪れる際、特に3歳児にとってはいくつか注意すべき点がありました。

これから行く予定の皆さんの反省点となれば幸いです。

  • 3歳児には歩く距離が長かった
  • 3歳児には小さな電車や人がわからなかった
  • 3歳児にはエレベーターの待ち時間が長かった

3歳児には歩く距離が長かった

東京スカイツリーまで歩く3歳

最も大変だったのは、駅からスカイツリーの見学を終えるまで、ずっと歩きっぱなしだったことです。

東京スカイツリー駅に着いてから、展望台へのエレベーターまで、そして展望台の中、さらに帰り道も、常に歩くことになります。

大人の足なら大したことはありませんが、3歳児にとってはかなりの体力仕事でした。

特に展望台内にあまり座れる場所がなかったので3歳には大変だったはずです。

途中から「抱っこ、抱っこ」となり、親も子どもも疲れてしまいました。

※ベビーカーを持参した方がよかった。

ベビーカーを利用していれば、移動がもっと楽になり、子どもも疲れることなく楽しめたかもしれません。

3歳児にはには小さな電車や人がわからなかった

東京スカイツリー展望台から3歳の見た景色

展望台から見える景色も3歳児にとっては少し難しかったようです。

6歳の上の子は「わー、電車がミニチュアみたい!」と大興奮でしたが、3歳の子は「あれ、どこにいるの?」と電車などを見つけることができませんでした。

高いところから見下ろす景色は、3歳児にはまだ少し理解が難しかったのかもしれません。

千葉ポートタワーの展望台では電車が走っているのは見つけられていたので小さ過ぎたのでしょう。

こうなると展望という楽しみは全くないので展望台は3歳にはつまらない場所になっていました。

3歳児にはにはエレベーターの待ち時間が長かった

東京スカイツリーエレベータを待つ3歳

エレベーターの待ち時間が長いのも、小さな子どもにとっては辛いポイントでした。

特に混雑している時間帯は、エレベーターに乗るまでに10分以上待つこともあります。

じっとしているのが苦手な3歳児にとって、この時間は退屈で、ぐずってしまう原因になりました。

小さなおもちゃを持たすか、スマホ動画を見せてあげるべきだったかなと反省しました。

東京スカイツリー実体験レビュー|3歳・6歳の反応はどうだった?

東京スカイツリーのスタンプを押す6歳

実際に子どもたちを連れて行ってみて、予想以上に楽しんでいる部分と、退屈そうにしている部分がありました。

子どもの年齢によって反応が全然違うのが面白かったです。

  • 展望台(天望デッキ・天望回廊)は怖がった?楽しんだ?
  • 所要時間と子どもの集中力の限界はどこ?
  • 混雑状況と滞在中の子どもの様子
  • 飽きたときに助かった施設・工夫

展望台(天望デッキ・天望回廊)は怖がった?楽しんだ?

東京スカイツリーの天空回廊

東京スカイツリーの展望台には、「天望デッキ」(高さ350m)と「天望回廊」(高さ450m)の2つのスペースがあります。

6歳の子どもは、天望デッキのガラス窓に張り付いて、東京の街並みを興味津々で眺めていました。

「あの赤い屋根の建物は何?」「あの電車はどこまで行くの?」と次々に質問が飛び出し、大人も一緒に楽しむことができました。

東京スカイツリーのガラス床

特に楽しんでいたのは、床がガラスになっている「ガラス床」のエリアです。

最初は少し怖がっていましたが、勇気を出して立ってみると「わー、下が見える!すごい!」と大興奮でした。

一方で、3歳の子どもは、ガラス床に近づくこともなく、景色にもあまり興味を示しませんでした。

それよりも、展望台内にあったガチャガチャやお土産コーナーの方に夢中になっていました。

景色を楽しむには、まだ少し早かったのかもしれません。

天望回廊は、さらに高い場所にあるため、景色がより遠くまで見渡せます。

こちらも6歳の子どもは「もっと高いところに行けるんだ!」とワクワクしていましたが、3歳の子どもは天望デッキと変わらず、特に大きな反応はありませんでした。

東京スカイツリーのトイストーリー部屋

訪問時、トイストーリーのコラボ部屋があり、ここでも6歳は楽しげに探索していました。

東京スカイツリーの雲で遊ぶ3歳

下りのエレベーターを待つスペースの窓際に雲を模した装飾があり、絶妙の固さでできていてここを3歳児は気に入って上に乗ってキャッキャッと楽しんでました。

天空回廊には座って休めるスペースがあって助かりました。

所要時間と子どもの集中力の限界はどこ?

東京スカイツリーを歩く6歳

 

私たちがスカイツリーに滞在した時間は、待ち時間なども含めて全体で約1時間30分でした。

天望デッキで約40分、天望回廊で約30分、残りは移動や待ち時間に費やしました。

6歳の子どもは、この時間の間、ずっと景色を楽しんだり、お土産を見たりして、飽きることなく過ごせました。

しかし、3歳の子どもは、最初の30分ほどで景色に飽きてしまい、度々「もう帰る」と言い始めました。

子どもの集中力の限界は、年齢によって大きく異なります。

6歳くらいになると、約1~2時間程度なら興味を持って楽しめますが、3歳児の場合は30分~1時間程度が限界だと感じました。

もし小さなお子さんを連れて行く場合は、あまり長時間滞在する計画は立てず、短時間で切り上げるようにするのがおすすめです。

混雑状況と滞在中の子どもの様子

東京スカイツリーの混雑

私たちが訪れたのは、比較的空いている日曜日の午前中でしたが、午前9時頃は入場口はスムーズでした。

しかし、展望台のエレベーターに乗るまでには少し列ができており、約3分ほど待ちました。

展望台内も、窓際のスペースは人でいっぱいでしたが、歩けないほどではありませんでした。

混雑している場所では、子どもを見失わないように、手をしっかりと握っておくことが大切だと改めて感じました。

6歳の子どもは、好奇心旺盛で、人混みを気にすることなく、楽しそうに歩き回っていました。

飽きたときに助かった施設・工夫

東京スカイツリーの望遠鏡を見る子供

子どもが展望台の景色に飽きてしまったときでも、スカイツリーには、子どもが楽しめる工夫がたくさんあります。

  • 高精細望遠鏡:
    • 展望デッキと天望回廊には、超望遠で見ることができる望遠鏡があります。300円で90秒見れて現金以外でも使えます。6歳娘は楽しんで見ていました。
  • ソラカラポイント:
    • 天望回廊の最高到達点「ソラカラポイント」は映画トイストーリーとのコラボブースになってました。除くと楽しい仕掛けがあって6歳娘は楽しんでいました。
  • SKYTREE ROUND THEATRE(天望デッキ):
    • 天望デッキでは、夜になると窓ガラスを巨大スクリーンに見立てたプロジェクションマッピングが上映されます。子ども向けの楽しい映像もあるので、夜に行く場合はこちらもおすすめです。
  • TOKYO SKYTREE SHOP:
    • 展望台には、スカイツリー限定のお土産ショップがあります。子どもたちは、ここで好きなおもちゃや文房具を探すだけでも楽しんでいました。3歳児はソラカラチャンを買ってもらって大喜びでした。

東京スカイツリーのお土産を見る子供

東京スカイツリーに子連れで行くベストな時間帯と混雑回避術

東京スカイツリーの入り口

子連れでスカイツリーを訪れるなら、できるだけ混雑を避けて、快適に過ごしたいですよね。

時間帯やチケットの予約方法を工夫することで、よりスムーズに楽しむことができます。

  • 午前中?夕方?おすすめの時間帯
  • チケット予約は事前購入が安心
  • 休日・平日・天候による混雑の差

午前中?夕方?おすすめの時間帯

東京スカイツリーのチケット売り場

子連れにおすすめの時間帯は、ずばり午前中の早い時間です。

  • 午前中のメリット:
    • オープン直後(午前9時頃)は比較的空いていることが多いです。
    • 子どもの機嫌が良い時間帯なので、ぐずりにくいです。
    • 見学後、ソラマチでゆっくりランチを楽しむことができます。
    • 午後になると、どんどん人が増えてきます。
  • 夕方のデメリット:
    • 夕方から夜にかけては、夜景を見に来る観光客で非常に混雑します。
    • 子どもの機嫌が悪くなりがちな時間帯なので、待ち時間などでぐずってしまう可能性があります。
    • ただし、夕焼けと夜景の移り変わりはとてもきれいです。景色を楽しみたい場合は、この時間帯もおすすめです。

チケット予約は事前購入が安心

東京スカイツリーのチケット

チケットは当日券もありますが、事前購入が断然おすすめです。

特に休日や混雑が予想される日は、当日券の購入に長蛇の列ができることがあります。

  • 事前購入のメリット:
    • 当日券の購入列に並ぶ必要がありません。
    • スムーズに展望台へ行くことができます。
    • 時間指定のチケットなので、計画が立てやすいです。
  • チケットの種類と料金比較 ※土日の場合
区分前売券料金当日料金
天望デッキ大人: 2,300円大人: 2,600円
中高生: 1,500円中高生: 1,650円
小学生: 950円小学生: 1,000円
天望デッキ+天望回廊大人: 3,400円大人: 3,800円
中高生: 2,350円中高生: 2,550円
小学生:900円小学生: 1,550円

上の表は、東京スカイツリーの料金(2025年9月時点の土日料金を想定)を比較したものです(出典:東京スカイツリー公式ウェブサイト)。

上記よりも恐らく多くの人が行くと思うのですみだ水族館とのセットで購入することでさらに安く購入できます。

区分料金
大人5,150円
小学生2,200円
3歳以上800円

土日の特定日での料金ですが、単独で購入するよりも安く購入できます。

すみだ水族館は

大人2,500円、小中学生1,200円、3歳以上800円なので

別々に当日購入すると合計で

大人:5,600円 セットが450円安い

小学生:2,750円 セットが550円安い

になります。

間違いなくセットで購入する方がお得です。

Webチケットは当日券よりも安く購入できるだけでなく、時間を指定できるため、混雑を避けてスムーズに入場できます。

子連れの場合は、Webでの事前購入を強くおすすめします。

休日・平日・天候による混雑の差

東京スカイツリーの混雑風景

混雑の状況は、曜日や天候によって大きく変わります。

  • 休日:
    • 土曜日、日曜日、祝日は非常に混雑します。特に午前11時から午後5時頃にかけてがピークです。
  • 平日:
    • 平日は比較的空いています。特に、学校が休みでない時期(春休み、夏休み、冬休み以外)の平日は、ゆったりと見学できます。
  • 天候:
    • 晴れの日は混雑し、雨や曇りの日は空いています。しかし、天候が悪い日は景色が見えにくいことがあります。

子連れでゆっくり楽しむなら、平日の午前中を狙うのがベストです。

土日祝日に行く場合は、オープン直後の早い時間に行くか、チケットを事前購入して時間を指定するようにしましょう。

東京スカイツリー子連れ訪問時によくある質問

東京スカイツリーからの景色

東京スカイツリーに子連れで行く際に、よく聞かれる質問をまとめました。

  • 何時に行くのがおすすめ?
  • 幼児連れでスカイツリー見学の所要時間は?
  • チケットは子ども分も必要?
  • 幼児連れでも天望回廊まで行くべき?
  • ベビーカーはスカイツリー展望台に持ち込める?

何時に行くのがおすすめ?

子連れで行くなら平日の午前中、特にオープン直後の午前9時を狙うのがおすすめです。

もし土日に行く場合は、Webチケットを事前購入して、午前中の早い時間帯を指定すると、比較的スムーズに入場できます。

幼児連れでスカイツリー見学の所要時間は?

幼児連れの場合、スカイツリーの見学に費やす時間は約1時間~1時間半が目安です。

待ち時間や移動を含めると、全体で2時間ほど見ておくと安心です。

あまり長い時間を計画すると、子どもが飽きてしまう可能性が高くなります。

展望台の景色を楽しんだら、すぐに下のソラマチなどに移動して、気分転換をするのが良いでしょう。

チケットは子ども分も必要?

はい、チケットは子ども分も必要です。

東京スカイツリーの入場券は、年齢によって料金が異なりますが、6歳から11歳までは「小人」料金、中高校生は「中人」料金が必要になります。

チケットの料金体系については、上の料金表を参考にしてください。

  • 料金区分
    • 幼児: 4歳・5歳
    • 小学生: 6歳~11歳
    • 中学生: 12歳~17歳
    • 大人: 18歳以上

幼児連れでも天望回廊まで行くべき?

正直なところ、幼児連れの場合は天望デッキまでで十分だと感じました。

天望回廊まで行っても、天望デッキとの景色の違いを理解するのは難しいですし、追加料金もかかります。

とはいえ、天望回廊は景色をよりじっくり楽しみたい人や、絶景を写真に収めたい人にはおすすめです。

幼児が一緒の場合は、天望デッキで満足できるはずです。

ただし、6歳くらいになると、天望回廊の「もっと高いところに行く」という体験自体を楽しめるので、お子さんの興味に合わせて検討すると良いでしょう。

ベビーカーはスカイツリー展望台に持ち込める?

ベビーカーは、展望台内には持ち込めます。

展望台は段差がなく優先エレベーターもあります。

東京スカイツリーに3歳、6歳東京スカイツリーは幼児でも大丈夫?の総括

東京スカイツリーでの記念撮影

東京スカイツリーは、幼児連れでも十分に楽しめる場所です。

しかし、子どもの年齢によって楽しみ方や注意すべき点が大きく異なります。

6歳の子どもは、景色やアトラクション、お土産選びなど、すべての体験を好奇心いっぱいに楽しむことができました。

高いところから街を見下ろす体験は、子どもにとって貴重な思い出になったようです。

一方で、3歳の子どもには、長時間歩くことや待ち時間が厳しく、景色への興味もあまりありませんでした。

ベビーカーや抱っこひも、そして子どもが飽きない工夫が必須だと感じました。

  • 幼児連れ訪問の成功の鍵:
    1. 時間帯選び: 混雑を避けるため、平日の午前中を狙う。
    2. チケット事前購入: Webチケットで待ち時間を短縮。
    3. 持ち物: ベビーカーや抱っこひもを忘れずに。
    4. 滞在時間: 1〜2時間程度に絞り、欲張らない。
    5. 気分転換: 飽きたらソラマチや水族館へ移動。

これらのポイントを押さえれば、東京スカイツリーは幼児連れでも最高の思い出を作れる場所になります。

特に、東京スカイツリー、ソラマチでのランチ、そしてすみだ水族館を組み合わせた1日プランは、子どもも大人も大満足できる王道コースです。

このブログ記事が、あなたの家族旅行の参考になれば嬉しいです。楽しい旅になりますように。


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