ボート釣りをしていて海面が小魚で騒がしくなったり、サビキ仕掛けでイワシやアジ、小サバなどが釣れる状況になったら青物や底モノ(ヒラメ、マゴチ)が釣れるチャンス!
この時に大活躍してくれる仕掛けが「喰わせサビキ」です。
喰わせサビキは
- 仕掛けを入れるだけ
- テクニック必要なし
誰にでも簡単に大物が狙える喰わせサビキ仕掛けですが、ボート釣りで使える喰わせサビキ仕掛けはこれだけです!
下田漁具の喰わせサビキ仕掛けです。
どうして下田漁具の喰わせサビキ仕掛けなのか詳しく解説していきます。
下田漁具の喰わせサビキがボート釣りに最適な理由は?
喰わせサビキ仕掛けは様々なメーカーから販売されていますが、下田漁具の喰わせサビキ仕掛けがボート釣りに最適な理由は
- 針が小さい
- ハリスの太さが適切
という点にあります。
①針が小さい
喰わせサビキ仕掛けは多くのメーカーから発売されていますが、ほとんどがボート釣りを想定しておらず、釣り船から使うことだけを考慮して作られています。
そのため仕掛けについている針はかなり大きめです。
しかし、下田漁具の喰わせサビキ仕掛けはグレ針の8号か9号と小さめの針が使われています。
ボート釣りで釣る海域では小さいサビキ針を使った方が確実に小魚が針掛りします。
小魚が針に掛からないと喰わせサビキ釣りは成立しませんので針の小さいことはとても重要なのです。
②ハリスの太さが適切
ハリスの太さについても他のメーカーは10号以上のハリスを使ったものが多いです。
ボート釣りには明らかに太いです。
その点下田漁具の喰わせサビキ仕掛けは5号~最大10号までのラインナップでボート釣りにはピッタリの太さになっています。
大物を釣る仕掛けとして泳がせ釣りやどうらく仕掛けではダメなのか?
生きた魚をエサに大物を釣る仕掛けは喰わせサビキ仕掛けの外に
- 泳がせ釣り
- どうらく仕掛け
というものもあります。
ボート釣りでの泳がせ釣りはどうなのか
私の釣行記でも泳がせ釣りを使った釣りを紹介しています。
泳がせ釣りも大物を釣る仕掛けとしては有効な仕掛けですが泳がせ釣りと喰わせサビキ仕掛けの釣りでは針の数が大きく違います。
泳がせ釣りの針は1本、喰わせサビキ仕掛けの針は7本程度になります。
ボートの周りに小魚が群れでいる場合、針数の多い喰わせサビキ仕掛けを使った方が大物を釣るためのエサの数が増えるので釣れる確率が飛躍的に増加します。
また、泳がせ釣りの場合、エサの小魚を別の釣竿と仕掛けで釣って、魚を生かして保存するバケツなどが別途必要になります。
荷物や手間が増えるため正直面倒です。
釣行日当日の小魚の状況に応じて使い分けると良いと思いますが、喰わせサビキ仕掛けを使っておけばどちらでも対応はできますよ。
ボート釣りでのどうらく仕掛けはどうなのか?
喰わせサビキ仕掛けの外に小魚を針に掛けてそのままエサにする釣る仕掛けとしてどうらく仕掛けがあります。
私は色々などうらく仕掛けをボート釣りで使いましたが、エサの小魚を掛けることすらできませんでした。
同じような金額を支払うのなら間違いなく喰わせサビキ仕掛けを買った方がよいです。
下田漁具の喰わせサビキ仕掛けの唯一の欠点
間違いなくボート釣りの大物狙いで役に立つ下田漁具の喰わせサビキ仕掛けですが、唯一の欠点が上州屋やキャスティングといった大手釣り具販売チェーン店で売ってるのをみたことがない点です。
私は静岡の釣り具屋で初めて下田漁具の喰わせサビキ仕掛けを購入し、大物が釣れたのでまた購入しようと地元の釣具店を探しましたがどこにも売ってませんでした。
今はネットで購入していますが、売り切れていることも多く購入できるときにまとめ買いしています。
ケイムラとサバ皮2種類販売されていますが、釣り場の状況や潮などの状況で釣れる種類が変わってきますのでどちらも揃えておきましょう。
ハリスも5号と6号両方揃えておくと安心です。
喰わせサビキ仕掛けの釣り紹介
大物が釣れると言ってきた喰わせサビキ仕掛けとは
- 大物が掛かっても切れない太目のハリス
- 大物が掛かっても折れない丈夫な針
のサビキ仕掛けのことをいいます。
喰わせサビキの釣り方
仕掛けの使い方は簡単3ステップです
step
1コマセカゴにコマセを入れて海中へ
step
2イワシやアジなど小魚が釣れてもそのまま海中に置いておく
step
3イワシやアジに大型魚が喰いついて釣れる
たったこれだけで釣れちゃうんです!
喰わせサビキのメリット
この釣り方のメリットは3つあります
- エサの小魚を釣ってから針を付ける必要なし
- エサの小魚を活かしておく必要なし
- 中層の青物も底近くのヒラメマゴチも狙える
①エサの小魚を釣ってから針を付け替える必要なし
通常の泳がせ仕掛けでは小魚を釣ってから泳がせ用仕掛けの針に付け替える必要があります。この際、小さなイワシなどは素早く急所を外して針に付けないとあっという間に死んでしまいます。
その点、喰わせサビキ仕掛けなら針に掛かれば外すことなくそのままエサとして使えるのでとても効率的です。
②エサの小魚を活かしておく必要なし
泳がせ釣りの場合、仕掛けに針は1本のため釣ったエサ用の小魚は予備として活かして保管する必要があります。活かしビクやバケツが必要になるため荷物も増えますし、イワシなどは入れても結構すぐに死んでしまいます。
一方喰わせサビキ仕掛けは7,8本の針が付いてますので数匹の小魚が掛かればかなり長時間泳がせてアタリを待つことができますのでそういった用具は不要です。
③中層の青物も底付近のヒラメマゴチも狙える
仕掛けが2メートル以上あるので、小魚を針に掛けたあとそのまま中層において青物を狙うこともできますし、仕掛けを少し落とし海底近くに棚を合わせればヒラメやマゴチの底モノフィッシュイーターも狙えます。
喰わせサビキ釣りのテクニック
喰わせサビキ釣りをする場合2本竿の置き竿が理想です。
私のボートに持ち込むタックルNo1,2の2本竿を竿受けを使って置き竿で釣りをしますが、まずはエサとなる小魚がどこにいるのか探すため手持ちでNo3の竿を使ってサビキ釣りをします。
小魚が釣れたら、釣れた棚の少し上と少し下の棚へ喰わせサビキ仕掛けを投入します。理想は2本の仕掛けで小魚の群れの上下を挟み込むようにすることで、群れが散っていなくなることを防止することができます。
小魚を集め続けていればいずれ大物がやってきます
喰わせサビキで大物が狙えるおすすめボート店
ベイトとなる小魚がいればどこでも使える喰わせサビキ仕掛けですが、ここ数年激熱なのが
- 長者ヶ崎海岸
になります。
長者ヶ崎海岸
こちらのレンタルボートは曳き船サービスがありますのでポイントまで連れて行ってもらえます。
近年、初夏から秋にかけてこちらにはイワシを始めカマスやコノシロ、小さなショゴやワカシが沖から入ってこれらを捕食する青物やヒラメ、マゴチが釣れています。これらを狙うのに喰わせサビキでの釣りが最も有効で釣果を上げています。
同海岸で営業しているオオモリボートさんのFacebookには喰わせサビキで釣れたたくさんの大物釣果が載っていますよ
まとめ
ボート釣りで誰でも簡単に大物が狙える「喰わせサビキ」仕掛けの紹介でした。
アジやイワシ、サバなどをコマセ釣りで狙いつつ置き竿でこの仕掛けを入れておけば高確率でヒットが狙えます。ただし、紹介した下田漁具の仕掛け以外での釣果は保証できません。
それだけ下田漁具の仕掛けは実績があります!是非使ってみてください。
神奈川県葉山町にあるおおもりボートさんにて!!前回のリベンジ成功😁✨
お持ち帰りサイズ釣れました😍
肝と卵巣はその日のうちに、身は翌日以降に食べます🥰#神奈川#葉山町#オオモリボート#釣り#ボート釣り#ヒラメ pic.twitter.com/LxHNjFr8nN— TAKAH1RO (@Taka41miura) March 12, 2021
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