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日光きぬ川ホテル三日月への旅行を計画中、「せっかくだから子どもに本物のSLを見せてあげたい!」と考えるパパやママは多いのではないでしょうか。
しかし、小さなお子さん連れだと、何かと不安が尽きませんよね。
「駅からホテルまで、そしてSL大樹を見に行くために、ベビーカーで移動できる?」「子どもがSLの大きな音や迫力に怖がらないか心配…」「SLが来るまでの待ち時間、子どもが飽きないようにどうやって過ごせばいい?」
こんな不安を抱えながらも、せっかくの旅行を最高の思い出にしたいと願っていることでしょう。
この記事では、実際に3歳と6歳の子どもを連れて、日光きぬ川ホテル三日月へ宿泊し、徒歩でSL大樹を見に行った私たち家族の体験を元に、そのすべての疑問にお答えします。
この記事を読めば、家族みんなが安心して、最高の笑顔でSL観賞を楽しめること間違いなしです。
今回ご紹介する体験記を参考に、SL大樹の運行情報からホテルからのアクセス、そして子どものリアクションや飽きさせないための工夫まで、子連れに特化した情報を徹底解説していきます。
さあ、私たちと一緒に、わくわくするSL観賞の計画を立てていきましょう!
本記事は【全7回シリーズ】でお届けする「子連れ三日月体験ブログ」の第4回目として、SL大樹の感想と見学法を紹介します。
1回:3歳・6歳と行く日光きぬ川ホテル三日月のプール|施設・混雑・子ども連れの満足度は?
2回:日光きぬ川ホテル三日月の絶景スポット|おぷーろと水盤テラスを3歳・6歳と満喫してきた!
3回:きぬ川ホテル三日月のキッズランド&サマーワンダーランド3歳・6歳と満喫してきた!
次回予告 第5回「オールインクルーシブ編」を公開しました。
記事ポイント
目次
SL大樹ってどんな列車?基本情報とアクセス
きぬ川ホテル三日月から近くにあるSL大樹は、栃木県の日光・鬼怒川エリアを走る、蒸気機関車がけん引する特別な観光列車です。
昔懐かしいSLが、真っ黒な煙を吐きながら力強く走る姿は、大人も子どもも夢中になります。
汽笛の「ポーッ」という大きな音や、車輪が「シュッシュッ」とリズムを刻む音、そしてモクモクと立ち昇る白い煙は、まさに大迫力!日常ではなかなか見られない光景に、子どもたちの目はキラキラ輝くことでしょう。
SL大樹の魅力は、ただ見るだけでなく、実際に乗って旅をすることもできる点です。
しかし、今回は「SL観賞」に焦点を当てて、ホテルの滞在中に手軽に楽しめる方法をお伝えします。
この章でわかること
- 運行区間・時刻表・見どころ
- 徒歩で何分?ベビーカーでも行ける?
- SLが見えるおすすめスポット
- 写真撮影ポイントと時間帯のコツ
運行区間・時刻表・見どころ
SL大樹は、東武鬼怒川線の下今市(しもいまいち)駅から鬼怒川温泉駅の間を走っています。
この区間は片道12.4kmで、約35分かけてゆっくりと進みます。
観光客が多いエリアなので、車窓からの景色も最高です。
運行日と時刻表について
SL大樹は毎日運行しているわけではありません。主に土曜日、日曜日、祝日、そして春休みや夏休みなどの長期休暇期間に運行しています。
時刻表は季節やイベントによって変わることがあるため、必ず事前にチェックすることが大切です。
私たち家族が訪れた時は、午後に鬼怒川温泉駅にSLが到着するダイヤでした。
日によって1〜5便運行されていますので、ホテルのチェックイン前やチェックアウト後に合わせて計画を立てるのがおすすめです。
SL大樹の見どころ
SL大樹の大きな見どころは、なんといっても鬼怒川温泉駅での「転車(てんしゃ)」です。
転車とは、SLの進行方向を変えるために、大きなターンテーブルの上でSLを回転させる作業のことです。
これは本当に珍しい光景で、多くの人がこの瞬間に合わせて集まってきます。
SLがゆっくりと回る姿は、まるで大きな生き物が踊っているかのようで、子どもたちは「ぐるぐる回ってる!すごい!」と大興奮でした。
他にも、汽笛を鳴らしながら駅に到着する瞬間や、白い煙をモクモクと出しながら走り去る姿も、見逃せません。
徒歩で何分?ベビーカーでも行ける?
今回宿泊した「日光きぬ川ホテル三日月」は、鬼怒川温泉駅のすぐ近くにあります。
Googleマップで調べたところ、ホテルから鬼怒川温泉駅までは徒歩で約5分と表示されました。
しかし、実際に3歳と6歳の子どもを連れて歩いたところ、少し時間がかかりました。
実際の徒歩時間:約8〜10分
3歳の子どもは途中で寄り道したり、歩くのが遅くなったりするため、マップの表示時間よりも余裕を見ておくと安心です。
特にベビーカーを利用する場合、歩道の段差や少しの坂道も考慮に入れる必要があります。
ベビーカーでのアクセスについて
- 道のり: ホテルから駅までの道は、広い歩道が整備されているので、ベビーカーでも安心して歩くことができます。
- 坂道・段差: 鬼怒川温泉駅に近づくと、少しだけ上り坂になっています。また、駅の入り口や、SL観賞スポットへ向かう際に段差がある場所もあります。しかし、ほとんどの場所はスロープが設置されているので、大きな問題はありませんでした。
- 注意点: ホテルから鬼怒川温泉駅前まで信号がありません。車通りも多いので、子どもから目を離さないように注意しましょう。
SLが見えるおすすめスポット
SL大樹を見学するなら、迫力満点の場所を選びたいですよね。
子連れにおすすめのSL観賞スポットをいくつかご紹介します。
1. 鬼怒川温泉駅構内
SLが到着・出発する鬼怒川温泉駅は、最も手軽で安全な観賞スポットです。
駅のホームからSLを間近で見ることができます。
- メリット:
- 駅員さんがいるので安心。
- 駅構内に待合室やトイレ、売店があるので、待ち時間も快適に過ごせます。
- デメリット:
- SLが到着する時間帯は、多くの人で混雑します。特に土日や祝日は、良い場所を確保するのが難しいかもしれません。
- 駅のホームは幅が狭い場所もあるので、ベビーカーは少し邪魔になる場合があります。
- ホームに入るには入場券料金大人160円がかかります。
2. 転車場(駅構内)
SL大樹の一番の見どころである転車作業が見られる場所です。
鬼怒川温泉駅のロータリーにあります。
- メリット:
- SLが回転する様子をじっくり見ることができる。
- 写真や動画を撮るのに最適です。
- デメリット:
- 転車作業が始まると、一気に人が集まり混雑します。
- 場所取りが大変なので、早めに行く必要があります。
鬼怒川駅到着後のSLの動きについて
駅到着後のSLがどう動くかについてお伝えします。
駅到着から転車場に入るまでには約24〜30分程度時間があります。
①ホームに入ったSLは分ほど10分程度ホームに停車。
②車両を切り離して駅を過ぎて反対側の線路に。
③バックで戻ってきてホームを少し過ぎる。
④前進して転車場に入るまでに、ホームを過ぎてから15分ちょっとかかります。
筆者家族は初め転車場だけ見学予定でした。
しかし、SLがホームに止まっている時間が思いの外長そうだったので急いで入場券を購入してホームに入りました。
ホームでSL見学した後でも転車場で見学することができるのでホームでの見学もする事をお勧めします。
写真撮影ポイントと時間帯のコツ
せっかくのSL観賞、素敵な思い出として写真に残したいですよね。
子連れでも、まるでプロが撮ったような写真が撮れるコツをご紹介します。
撮影ポイント
- SLの全体像: 駅のホームの端や、少し離れた場所から撮影すると、SLの雄大な姿を全体的に収めることができます。
- 煙と蒸気: SLが動き出す瞬間や、出発前に「シューシュー」と蒸気を出す瞬間を狙うと、迫力ある写真が撮れます。
- 子どもとSL: 子どもとSLを一緒に撮るなら、転車場がおすすめです。SLがゆっくり回るので、焦らずに撮影できます。
時間帯のコツ
- 光の向き: SLを撮影する際は、太陽の光がSLに当たるように意識しましょう。午前中なら東側、午後なら西側から撮影すると、SLが明るくきれいに写ります。逆光の場合、SLが真っ黒に写ってしまうので注意が必要です。
- 煙の色: SLの白い煙は、青空を背景にするとよりきれいに見えます。晴れた日の午前中に狙うのがおすすめです。
- 出発・到着の瞬間: SLは出発や到着の時に、汽笛を鳴らしたり、蒸気をたくさん出したりします。この瞬間を狙って連写すると、躍動感のある写真が撮れます。
3歳・6歳と行くSL大樹体験レビュー
ここからは、実際に私たち家族がSL大樹を観賞した時のリアルな体験談をお話しします。
子どもの年齢によって、SLへの反応は様々でした。
この章でわかること
- 子どものリアクションと興奮ポイント
- 音・煙・蒸気の迫力(怖がる子へのアドバイスも)
- 飽きさせないためのプチおやつ・待ち時間対策
子どものリアクションと興奮ポイント
6歳の女の子の場合
6歳の娘は転車場をみて、「トミカの転車場とそっくりだね」と列車が回転する装置だということを理解してました。
SLが駅に停車すると、もっと近くで見たい!と言ったので急いで入場券を買って中に入りました。
- 一番の興奮ポイント: 近づくSLと転車作業
- ホームに入ってくるSLを見て大きい!かっこいい!と大興奮でした。
- 転車場でSLが回転する時に運転手さんが手を振ってくれるのを大喜びで手を振りかえしてました。
3歳の男の子の場合
3歳の息子は、SLの大きさや存在感に圧倒されていました。
最初ホームでは少し怖がっていたようですが、少しずつ慣れていき、とても楽しんでいましたが・・
- 一番の興奮ポイント: SLの大きさと白い蒸気
- 「おっきい!」と、その大きさにびっくりしていました。
- 白い煙がモクモクと上がると、「すげーっ!」と指をさして喜んでいました。
音・煙・蒸気の迫力(怖がる子へのアドバイスも)
SL大樹の大きな魅力の一つは、その迫力です。
特に、汽笛の音と蒸気の勢いは想像以上です。
筆者の子供達はホームに入ってくる時の汽笛の音は平気だったのですが、転車場内での汽笛の音で泣いてしまいました。
回車場はそれだけ近い距離で見られるということなんですが、数回汽笛を鳴らすので注意してください。
- 汽笛の音: SLが駅に到着したり、出発したりする時に鳴らす汽笛は、とても大きな音です。初めて聞くお子さんや、音に敏感なお子さんは、びっくりして泣いてしまうかもしれません。
- 煙と蒸気: SLは石炭を燃やして走るため、真っ黒な煙と白い蒸気を吐き出します。特に風向きによっては、煙が観賞している方へ流れてくることもあります。
怖がる子へのアドバイス
- 事前に話しておく: 「大きな音が出るから、びっくりしないでね」「白い煙がたくさん出るよ」と、事前に子どもに伝えておくことで、心の準備ができます。
- 少し離れて観賞する: 初めてSLを見るお子さんや、音に敏感なお子さんの場合は、ホームの端など、少し離れた場所から観賞するのがおすすめです。
- 耳をふさぐ: 汽笛が鳴りそうな時には、「音がするから耳をふさごうね」と声をかけ、一緒に耳をふさいであげるのも良い方法です。
- ポジティブな言葉がけ: 「すごい音だね!」「頑張って走ってるね」など、ポジティブな言葉をかけて、怖がる気持ちを安心させてあげましょう。
「大きな音がピー!って出るからね、でも怖くないから」と教えてあげた方が絶対よいです。
飽きさせないためのプチおやつ・待ち時間対策
SL大樹の運行は、1日に数往復と限られています。そのため、観賞する時間に合わせて駅で待つことも多くなります。
子どもが飽きてぐずってしまうことがないように、我が家が実践した待ち時間対策をご紹介します。
1. プチおやつと飲み物
- 小分けにできるお菓子や、一口サイズのグミなど、手軽に食べられるおやつは必須です。
- 飲み物も、いつでも飲めるように水筒やペットボトルで用意しておきましょう。
2. 待ち時間を楽しむアイテム
- 塗り絵や絵本: 持ち運びやすいコンパクトな塗り絵や、SLに関する絵本を持っていくのも良いアイデアです。
SL大樹見学でのよくある質問
SL大樹の観賞を計画する上で、よくある質問とその回答をまとめました。
鬼怒川ホテル三日月から鬼怒川駅まで徒歩何分?
鬼怒川ホテル三日月は鬼怒川温泉駅から徒歩圏内です。
小さなお子さん連れだと、寄り道したり、歩く速度がゆっくりになったりするので、10分程度見ておくと安心です。
SL大樹は毎日走ってるの?時刻表の探し方は
SL大樹は毎日運行しているわけではありません。
最新の運行情報や時刻表は、東武鉄道SL大樹の公式サイトで確認してください。
出典:東武鉄道SL大樹公式サイト 運行情報
転車場は混雑する?
転車場はSL大樹の一番の見どころであるため、転車作業が始まる時間帯は混雑します。
土日や祝日の午後は多くの人が集まるため、良い場所で見学したい場合はSL転車開始の10分前には転車場へ到着しておくことをおすすめします。
停車中のSLを間近で見られる時間はいつ?
鬼怒川温泉駅に停車中のSLを間近で見られるのは、SLが到着ホームと転車中です。
時刻表を確認し、駅に到着する時間に合わせて行くと、停車しているSLをじっくりと見ることができます。
子どもが音に驚かないか心配…
SLの汽笛は非常に大きな音です。
初めて聞くお子さんは、びっくりしてしまうかもしれません。
しかし、事前に「大きな音が出るよ」と話しておくことで、子どもも心の準備ができます。
鬼怒川ホテル三日月から徒歩でSL大樹へ!子連れで楽しむSL観賞のすすめ総括
この記事では、日光きぬ川ホテル三日月に宿泊しながら、子連れでSL大樹の観賞を楽しむ方法について、私たち家族のリアルな体験を交えてご紹介しました。
きぬ川ホテル三日から鬼怒川温泉駅までは、徒歩でわずか10分足らずの距離にあり、道も整備されているので、子連れでも安心して移動することができます。
鬼怒川温泉駅構内には、SLの迫力を間近で感じられる転車場があります。
SLの大きな音や煙、蒸気は、子どもたちにとって、普段は体験できない貴重な時間を与えてくれます。
最初は少し怖がったとしても、すぐにその迫力に夢中になることでしょう。
今回の旅で一番感じたのは、事前の準備と、子どものペースに合わせた計画の大切さです。
おやつや遊び道具を用意したり、時間に余裕を持って行動したりすることで、子どもがぐずることなく、家族みんなが最高の笑顔でSL観賞を楽しむことができました。
この記事が、これから日光きぬ川ホテル三日月からSL大樹を見に行く予定のパパママの役に立ち、ご家族での素敵な思い出作りの一助となれば嬉しいです。
ぜひ、最高のSL観賞を楽しんでくださいね!
■きぬ川ホテル三日月の記事一覧