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手漕ぎボートで最適な竿(ロッド)の長さとリールは?|釣竿は長さより調子優先、おすすめボート竿の紹介、ボート釣りでは4本体制が理想

ボートに最適な竿とリールの写真

海の手漕ぎボート釣りに最適な竿(ロッド)とは?

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手漕ぎボートで使うのに最適な竿(ロッド)はどんなものがよいでしょうか?

狙う魚がアジ、サバ、イナダ、ワラサ、鯛、ヒラメ、シーバスなどキャスティングしない釣りのケースになります。

答えは

  1. 竿の長さは短かいほどよい
  2. 竿の調子は胴調子(6対4)がよい
  3. 鉛負荷は40号を中心とした竿がよい

この3つを満たす竿を選びましょう

 

①竿の長さは短かいほどよい理由は?

ボート釣りは座って釣りをするため海面とかなり距離が近く、竿の長さはそれほど必要ありません。

また狭いボートの上で複数の竿を持って乗船するので取り回しがしやすい短い竿が重宝します。

これは短い竿ですね、このくらいの長さでも大丈夫です。

数本持って乗船することになるので短い竿がおすすめです。




②竿の調子は胴調子(6対4)がよい理由は?

同調子の竿が良い理由は

ボートは小さいため波や風の影響を受けてかなり揺れます。

ボートが揺れると置き竿にした竿もかなり上下に揺れます。

コマセを使ったビシ釣りや泳がせ釣り、喰わせサビキ釣りなどをしているときに竿が上下に揺れると仕掛けも連動して動いてしまいます。

仕掛けがなるべく上下に動かないように釣竿は柔らか目の胴調子竿が絶対によいです。

また数本の竿を出す場合置き竿で待つことになりますが、魚が掛かったときに同調子の竿の方が竿の弾力が効くため魚がばれる確率も低く抑えられます。

掛かった魚が大物だった場合も胴調子竿の方が粘りが強いため細いハリスでも対応しやすいです。

 

③鉛負荷は40号を中心とした竿がよい理由は?

手漕ぎボート釣りで主に使う錘の重さは20~40号が中心で海流の速いところでも60号になります。

釣竿の鉛負荷表示は大体20~60号とか30~80号などの表示になっていますので「40号」が真ん中近くに入っている竿を選べば間違いありません。

 

おすすめの釣竿

①短い竿②同調子③鉛負荷40号の条件をすべて満たす私のおすすめ竿は「アジ用の竿」になります。

価格もこなれた商品が多く、使い勝手がよいと思います。

価格の高い竿である必要はありません、

シマノなら

ダイワなら

釣竿は1度購入すればトラブルで折ったりしない限り10年以上は使えますよ

 

海の手漕ぎボート釣りに最適なリールとは?

こちらもキャスティングしない釣りのケースになります。

置き竿で使うことも想定すると両軸受け(ベイト)リールが最適です。

両軸受けリールの中でも

  • 水深カウンターが付いている
  • PE1号が200メートル以上巻ける

上記を満たせるリールを選びましょう。

 

水深カウンターが必要な理由は?

ボート釣りは「釣れる棚」をみつけることが重要です。

「釣れる棚」はリールのカウンターと1メートルごとに色分けされたPEラインで判断します。

PEラインだけでもいいのでは?と思われるかもしれませんが、瞬時に水深を理解するには水深カウンターの方がはるかに手軽です。

糸を沈めている途中で当たった場合など不意に水深を見る場合にもカウンターがあった方が絶対便利です。

逆にカウンターがあればPEラインは色分けされてなくてもいいのでは?と思うかもしれません。

カウンターは正確性が薄くあくまで水深の目安にしかなりません。「釣れる棚」は1メートル程度しか幅がないケースもあり、細かい水深はPEラインの色をみて判断する必要があります。

 

所有しているカウンター付ベイトリールの写真

管理人はベイトリールはカウンター付しか持っていません



PE1号が200メートル以上巻ける必要がある理由は?

リールは小さいほど取り回しがよいですが、少なくともPE1号が200メートル以上巻けるリールにしましょう。

ボート釣りでの水深は深くても40メートル程度ですが釣り途中で根掛りしてPEラインが切れた場合でも200メートルあればそのまま釣りを続けることができます。

PEラインのメーカーはなんでもよいですが1メートルごとに深さが分かるものを巻きましょう。

確かにメーカーごとに配色が違うのでメーカーは統一した方がよいです。

 

おすすめのリール

シマノなら

ダイワなら

 リールは150番クラスで大丈夫です。

 

ボート釣りに持ち込む竿の種類と本数は?

私が手漕ぎボート釣りに行っているのは千葉県~神奈川県~静岡県です。

狙える対象魚をグループ分けして狙うための釣り方と最適な竿の組み合わせをまとめたものがこちらになります。

No 対象魚 釣り方 最適な竿 錘負荷
1 真鯛、青物、イサキ、アジなど コマセを入れたビシ釣り 6:4調子の竿 40号
2 ヒラメ、マゴチ、青物など 生き餌を使った泳がせ釣り 6:4調子の竿 40号
3 小アジ、イワシなど サビキ釣り 7:3調子のウルトラライトロッド 10~30号
4 シロギス、カレイ、イシモチ、カサゴなど 投げ釣り、胴付き釣り 7:3調子のウルトラライトロッド 10~30号
5 青物、カマス、シイラなど ジギング、ルアー釣り ジギングロッド 80~120グラム
6 アオリイカ、紋甲イカ、タコなど エギング エギングロッド 30~60グラム

全ての対象魚用に何本もの竿を持ち込みたいのですが、狭い手漕ぎボートの上ではあまり多くの竿を持ち込めません。

そこで似たような竿が使える釣りものグループごとに竿1本という考えに至りました。

上記表をみていただくと

1と2・・・6:4調子の柔らか目の竿で錘負荷40号 置き竿可能

3と4・・・7:3調子のウルトラライトロッドで錘負荷10~30号 置き竿可能

5と6・・・スピニングロッドでライトジギングクラスの強さ 置き竿不可能

というグループ分けができます。

それぞれの用途に1本ずつの合計3本、予備を兼ねてどれかのグループの竿をもう1本の合計4本体制がベストという結論に至りました。

予備の1本ですが私は2本置き竿で1本手持ちという体制が取れるよう1と2グループ用の竿にしています。

 

まとめ

最後までご覧いただきありがとうございます!

手漕ぎボート釣りに最適な竿とリールを解説いかがだったでしょうか。

釣竿で「アジ用」の竿をご紹介しました。

アジ用の竿で大物が掛かっても大丈夫?と心配する方もいると思いますが、大丈夫です、アジ用の竿でワラサも真鯛も釣れます。

リールのドラグ調整だけはしっかりしてくださいね。

比較的安価な竿とリールを紹介しましたが、私的にはこれで必要十分だと思ってます。

ポイント

安く楽しくが手漕ぎボート釣りの原点ですので高い竿やリールは必要ありません。

ボートで釣れた真鯛の写真

是非手漕ぎボートで楽しい釣りを

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