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三浦半島走水港斉田ボートアジ五目釣り釣行記|狙ったポイントに止めるコツと三浦半島ボートを4店利用して分かった事3選

走水港で釣れたイナダの写真

三浦半島走水港の「斉田ボート店」から手漕ぎボートでアジ五目釣りに行ってきました

※過去の釣行記を再編集しています

三浦半島のボート店開拓も4店舗目、今回は斉田ボートさんからアジ五目釣りに行ってきました。

走水港斉田ボート店の写真

斉田ボート店は親切で優しい対応のお店でした

アジ、カサゴ、クロダイ、イナダが釣れ五目釣りとはいきませんでしたが何とか釣果を得ることができました。

こちらの動画をご覧いただくと走水港、斉田ボート店での手漕ぎボート釣りのイメージが掴めると思います。



私が走水港を選んだ理由

三浦半島での新規ボート店開拓中ですが、どうしても今回は「走水」に行ってみたいと思っていました。

走水の海況は潮の流れが速く、そこで育ったアジは大きくて脂ものっていていわゆるブランドアジとして有名みたいで是非とも釣ってみたかったのです。


関アジと並ぶブランドだと聞けば行きたくなりますよね




斉田ボート店を選んだ理由

走水港には3店のボート店がありました。

走水の検索結果画面

やはりGoogleビジネスプロフィール口コミは頼りになります

走水、ボート店で検索をして口コミをみると斉田ボートの口コミがとても好感触でした。

お店のHPがないためちょっと不安でしたが、Twitterをみて電話で予約をしました。

電話番号は080ー2390ー2519です。

出船時間は6時半~で8時間で4,000円になります。

別途、駐車場代が500円かかります。



走水港アジ五目釣り用に準備した道具

今回は釣り慣れたビシ仕掛けでのコマセ釣りでした。

手持ちの竿とリール、アジ用の仕掛けは手持ちにあったためキャスティング千葉稲毛海岸店でカサゴやメバルを狙うための胴付き仕掛けを購入しました。

購入した胴付き仕掛けの写真

結局ほとんど使いませんでした

また、捌いた魚の匂いや水分を吸い取って身が締まってさらにおいしくなるというピチットを購入しました。

ピチット32枚入りの写真

結構いいお値段ですが、これで美味しくなれば

約2,500円でした、これで釣った魚がさらにおいしくなりますか!?


■持って行ったメインの釣り道具

釣竿 6:4のムーチングロッド
ベイトジギング用ロッドエギング用の7.9ft
走水港の釣りに持って行った釣竿
リール

 

ダイワカウンター付両軸受けリール
シマノカウンター付両軸受けリール
走水港の釣りに持って行ったリール
その他 ダイワ13リットルクーラー

竿受け2組

魚群探知機

たも網

走水港の釣りに持って行ったクーラー

走水港の釣りに持って行った魚群探知機

 

実釣当日

6時ごろ現地に着くように4時半に出発しました。

首都高速道路から横浜横須賀道路を通り馬堀海岸ICで降りました。


ETCの30%割引が適用され料金は2,590円でした。

距離的には大津港での釣りとほぼ同じでした。

馬堀海岸ICを降りて突き当りを右に曲がって道路沿いを走ると右手にお店が見えます。

駐車場は少し先に左へ曲がれる場所があり、港の中に駐車します。

走水港の写真

港には多数の釣船が係留されていました

駐車場からお店に戻ってボート代とオキアミ、アミコマセ代金を合計5,200円を支払いました。

初めて来たことを伝えると、沖のポイントは結構距離があるので初めてなら防波堤を超えた手前側で釣った方がよいと教えていただきました。

走水斉田ボートのボート発着場所の写真

お店から少し離れた場所から出船します

出船場所はテトラ奥のちょっとした入り江?からでした。




当日のポイント

走水港のポイント

遠くのポイントには結局行かず終いでした

まずは教えてもらった近くのポイントへ漕いで行きました。300メートル位でしょうか、15分もかからず到着できました。

当日の仕掛けは下の図のようにしました。

走水港のアジ五目仕掛けの画像

ウィリー仕掛けとアジ仕掛けを併用しました

アジだけではなく青物や根魚など手広く狙う場合はウイリー仕掛けが有効だと思います。

ウイリー仕掛けの写真

置き竿にせず手持ちでシャクる竿に使いました



8時:釣り開始

水深は20メートル弱で結構根が入っているようで水深は15~23メートル前後の幅がありました。

今回もエサはオキアミ、以前行った大津港でアジを釣った際アオイソメよりオキアミの方が大型のアジが釣れたためです。


アンカリングしてからオキアミを付けたアジビシ仕掛けを下して17メートル付近からシャクっていくと小さなアタリが、上げてみると釣れたのはベラ

ベラは食べると結構おいしいらしいのですが、どうも見た目と体表がぬるぬるしてて持って帰って食べようとは思えずリリース。

その後もシャクり続けると、ようやく待望のアジを釣ることができました。

やはりオキアミエサの効果で型のよいアジが釣れました。

しかし爆釣!とはいかずたまにアタリがあり、ぽつぽつとアジが数匹、カサゴなど飽きない程度に釣れますが大漁とは程遠い状況。

遠くのポイントに行こうとも考えましたが、その付近にいるボートはかなり遠くに行ってるように感じたため今回は諦めることに。

ボートから岸をみた景色の写真

途中まで行ってみたのですがちょっと遠いです

 

走水は潮の流れが速いため魚群探知機に反応が出たところでアンカーを入れても流されて狙ったポイントにうまく入れません。

アンカーが底までに沈む時間とその間にボートが流される距離を読んでアンカーを投入する必要がありました。

何度もやっているとある程度早めに投入することで早すぎた場合は後で調整が効くことがわかりました。

徐々に慣れていき流される速度に合わせた場所に止められるようになっていきました。

アンカーは早めに投入して着底した後で微調整する

探り釣りながら場所を徐々に左側の航路に近い方へ移動していきました。

走水港のボート釣りでアタリを待つ写真

アタリがないとぼーっと竿先を眺めちゃいます




12時過ぎ:航路近くのポイント

あまり左に行くと船の航路に入ってしまうのですが、その手前で水深が25メートルまで急激に深くなるところを発見し、そこで釣りをすることに。

22メートル付近から何度かアミコマセを入れ替えてシャクっていくと18メートル付近でてガツンとしたアタリ!少しドラグが滑ってラインが出されながら上がってきたのはイナダでした。

走水港で釣ったイナダの写真

40㎝サイズのイナダを2匹釣りました。

同じ場所を続けて狙っていくとさらに1匹イナダを追釣することができました。



13時過ぎ:同じポイント

そろそろ上がりを意識しながら釣りをしていると置き竿が海中にググッと刺さっていました。

手に持っていた竿を置いて急いで置き竿を手に取り巻き上げていくと、なんと黒鯛

走水港で釣れた黒鯛の写真

初めての黒鯛を釣りました

黒鯛で満足できたので道具を片付け帰路につきました。

結局、イナダ2匹とアジ10匹、カサゴ2匹と黒鯛で終了となりました。

お店に戻ると奥様からお茶をいただき釣果情報など話をして休憩することができました。

こういった触れ合いは個人的にはかなり好きです。

自宅に戻り自前の包丁で柵までさばいてその後、30分程度ピチットで脱水してみました。

脱水後は確かに水っぽさが抜け身が締まっており匂いも取れていました。

イナダはお刺身に、アジはなめろうにしていただきました、とても美味しかったです!

ピチットは魚をより一層美味しくする効果あり

イナダのお刺身写真

アジもイナダも美味しかったです


 

ボートを狙った場所に止めるコツとは?

魚がいるポイントを見つけてアンカーを降ろしても底に落ちるまでに潮や風の流れで移動してしまいます。

アンカーを降ろすタイミングの画像

潮でどの程度流されるかを見越してアンカーを入れるのが難しい

アンカーの投入が遅れるとポイントに戻ることは難しく、少し早めにアンカーを落とし、ポイント手前に止まった場合はアンカーを少し持ち上げてボートを流すとうまくいくことが分かりました。

とはいえ、ボートが流される方向を理解して上流でアンカーを投入するのはなかなかすぐにできるものではないと思います。

アンカーを投入するタイミングは練習して経験を積むしかないですね。

 

三浦半島のボート店を4店利用してみてわかった事とは

良いボート店とはの画像

今回で行った三浦半島のボート店は4店目になりました。

正直もう行かないだろうなと思った店とまた行ってもよいと思った店がありました。

行く、行かないと思うに至る大きな差が3つありました。

それは

  • お店の人の対応
  • 1日釣るために支払う金額
  • ポイントまでの距離

この3つになります。




お店の人の対応がよい、悪いとは

私はボート店もサービス業だと思っています、つまり、飲食店と大きく差はないと思います。

飲食店でまた行ってもよい、もう行きたくないと思う判断の一つにお店の人の対応があるのは間違いないです。

個々で感じ方は違いますが、私は来た人に満足してもらいたいという気持ちが表れてないお店は対応が悪いと感じてしまいます。

具体的には

  • 初めての客の質問にそんなことも知らないのかと言わんばかりに上から目線で対応する
  • 常連とそれ以外の客を対応で区別する

結局新規の顧客への対応を重要視してないお店の対応は悪いと感じてしまうんでしょうね。

その点、今回利用した斉田ボートさんの対応は素晴らしく、店主は気さくに答えてくれますし、奥様にはお茶までいただく気配りをしてもらえました。

■接客について

石田丸 ★★☆ 通常の接客だと思います
葉山釣り具センター ★☆☆ 店主の不誠実さが目立った
浜千鳥 ★★☆ 通常の接客だと思います
斉田ボート ★★★ サービス精神のある接客だと思います



トータルのコストの違い

ボート代は概ね4,000円前後なのですが

  • 駐車場代で〇〇円
  • 曳き船代で△△円

と追加コストがかかるとトータルでは高くつくボート店があります。

また、同じ4,000円でも営業時間も6時から15時や7時から14時では釣りができる時間は違ってきます。

これら総合的なコストがボート店によって違いがあり、高いお店はやはりあまり行きたくないと思ってしまいます。

■コストについて

石田丸 ★★☆ ボート代以外かからず
葉山釣り具センター ☆☆☆ 駐車場代と曳き船代が別料金
浜千鳥 ★★★ ボート代に曳き船代が含まれる
斉田ボート ★★☆ 駐車場代がかかる




ポイントまでの距離

手漕ぎボートは基本的にはポイントまで自分で漕いでいくことになります。

その場合、ポイントは近いに越したことはありません。

そう考えるとポイントまで近いほど体力の消耗もないですし、釣っている時間も長くなります。

あまりにポイントまで遠いと今後は行きたくないと思ってしまいます。

■ポイントまでの距離

石田丸 ★☆☆ 近場のポイントまでも30分位かかります
葉山釣り具センター ★★★ 曳き船を使うとすぐです
浜千鳥 ★★★ 曳き船を使うとすぐです
斉田ボート ★★☆ 遠くのポイントまではかなりかかりそうです



総合評価

港によって釣れる対象魚が若干違うため一概に評価できませんが

  • 石田丸
  • 斉田ボート

にはまた釣りに行きたいと思っています。

3店からどうしても1店を選べというのなら「石田丸」になります。

理由は

「大津港周辺が最もバラエティに富んだ魚を狙える」

です。

大津港周辺はアジをメインに青物、シロギス、アナゴ、太刀魚、鯛、etc

とにかく魚種が豊富!です。

ポイントまで漕ぐ距離は遠いですが、やはり色々な魚が狙えることと平日予約がいらない!という点が魅力です。

 

まとめ

走水港の斉田ボートにブランドアジを釣りに行ってきました。

アジを食べましたが、とても美味しかったですが正直ブランドの違いはわからず。

斉田ボートさんはよいお店でまた行ってもよいと思いました。

今度は頑張って遠くのポイントに行ってみようと思います。

また、今回は三浦半島の4店舗について個人的見解で評価させていただきましたが、評価が低かった店も私には合わなかっただけで多くの方が訪れているのも事実です。

しかしまだまだ三浦半島にはたくさんのボート店があり、今後も開拓していきたいと思います!

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